◇読んだ本の感想。 ◇ 柳広司「虎と月」 虎と月といえば「山月記」で、それは想像通りだったが、冒頭を読み始めた時には「え、これ短編……?」というような薄さというか小ささで、これがまさか1冊分の長編になるとは思わなかった。なりましたね、長編に。久々に面白かったと思った。柳広司は最初の... 2025.05.17 ◇読んだ本の感想。