へあっ!!?2022年の公開作品なの?
それはずいぶん……最近だなあ。そう考えると福山雅治の変化のなさには驚くが。
ここ数年、福山もさすがに年をとったなあと思うことがあったから、
この映画は7、8年前だと思っていたよ。
そこそこ面白い映画だったと思います。
ドラマ由来の映画は薄っぺらいことになりがちだが、まあまあしっかり作っていたよね。
しっかり作りすぎて最初の部分、ちょっと間延びを感じた。
パレード自体は尺が長すぎたと思う。もしかしたらあの部分でいろいろな犯行の姿を
チラ見せしているのかもしれないが、わざわざ見直しはしないしね。
必要以上に思わせぶりに見せてしまった気がする。
そして、湯川先生の行動に疑問が……。
ああいう地元感たっぷりの定食屋を行きつけにするかどうかというところから
違和感があり、その定食屋に集まる仲間に入る性格ではないだろうと思い、
行きつけの定食屋の娘とともにパレードに見に行くなんてほぼないだろうと思い、
パレードの動画をご機嫌で撮りまくるなんて絶対ないだろうと断定する。
どうしちゃったかね?湯川さん。
おかげでガリレオの話ではなくなった。数式もほとんど出てこなかったし。
今回は草薙の話でしたな。それはそれで面白かったからいいんだけれども、
久々のドラマでこんなにガリレオみを薄くさせる必要があったのかは疑問。
草薙にフォーカスするためにはやはり湯川先生の影を薄くさせなきゃならなかった?
あと歌手の卵の子のキャラがぶれまくってますよね。
え~~~、そんなこと言っちゃう?というか、あのタイミングであんな台詞を言わせるのは
ちょっとどうなの。無理やりじゃないの。
湯川先生がどうやって瑠美にたどり着いたのかとか、
まあいろいろあるんだけれども、他の同種の映画と比較すればかなり良かった。
あとやっぱり柴咲コウよねー。吉高由里子は嫌いなのよ。
北村一輝もさすがの(濃い)演技。
次の映画もあったら(テレビで)見るだろうけど、だが特に新作を求めてはいない。
東野圭吾は面白い小説を書く。やたらと書く。……どうも売れるメソッドに従って
作品を書いている気がして、面白いんだがなんだか白ける。
なので特に読みたくならない。原作よりは映像作品の方が気軽に見られる分
多少食指は動くが、それでも地上波放映で十分だもんな。
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