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< ハヤブサ消防団 >

7月から始まったドラマを10月になってから見始める……
この夏はエアコンのないテレビ部屋には一瞬たりともとどまれなくて、
1ヶ月半くらいほぼテレビを見なかったもんなあ。

かなり面白かったんですよ。第8話までは。
「(わたしが)つねづね脚本が薄い!と文句を言ってるのはドラマを選ぶセンスが悪いのか」と
反省したくらい。謎が謎を呼び「え、どうなるの?」とぞくぞくしていた。

……が、最終話でドッチラケですがな。
(ドッチラケが「白ける」の強調だって初めて知った!)
いやいやいや。ナニソレ。

冒頭から。和尚が「ようこそハヤブサへ」が8話の最後で、そこからどうなる、という
興味もあったのに、9話の冒頭でみなさんあっさりと退場。
あとはひたすら説明。最終話はほぼ説明。それまでの8話分と比べてつまらなかったー。

根本的には「町内放送で回心かい!」というところが。
洗脳されてる人がそんな安易な手段で目が覚めないやろー。
そして本人の幽霊が出てきてってのもね。安易。

あとは突然銃が出てくるのも、おいおいと思ったよ。
屋根に上って銃?銃を使うメリットなんて、遠くからわからないように狙撃できることなのに
わざわざ屋根にのぼって銃?わけがわからない。

杉森?がなぜあのタイミングでさんかくにいるのか。不自然すぎるー。
最後、ちゃんみなという人を知らなければ意味不明。楽屋オチの類でしょう。
誰か止めなかったのか。

しかし8話までは大変楽しめました。
橋本じゅんあまり好きじゃないけど、生瀬勝久との関係はベタだが良かった。
ハヤブサ消防団の関係性は良かったよね。
まあ実際はこんなに仲間的な消防団はなかなかないんじゃないかと思いますが。

中村倫也は上手い役者だと思ってるけど、主役のドラマで見ると、ただのイケメン役が多くて
いまいちなんだよなー。多分わたしのドラマ選びのセンスがないんでしょう。
でも本作は良かった。今まで見たことのない表情をたくさん見られた。

川口春奈という人は多分初。帰蝶役でかなり褒められていた記憶がある。
顔が美人で見ていて楽しかった。……でも新垣結衣と区別がつかない。
吉岡里帆とも区別がつかん。まあそれはわたしのせいだが。

最終話の内容があんなにひどかったのは、最終話は視聴率を放棄出来るから?
……って疑いたくなるほどひどかった。「あなたの番です」でも思ったことだが。
やはりサスペンスを最後までかっちりと作るのは難しいんだろうか。
難しいだろうね。

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