◇読んだ本の感想。 ◇ 平山優「戦国の忍び」 平山優の3冊目。ここで羅列が続くかどうかに全てがかかっている(?)。結論からいえば、羅列といえば羅列でした。が、前2冊と比べて、前半部分でわりと丁寧に解説されていたので読みやすかった。1冊目2冊目は最初から延々と羅列が続いて、最終部にようや... 2023.10.29 ◇読んだ本の感想。
ドラマ。 < シッコウ! 犬と私と執行官 > 知らないお仕事にスポットを当ててくれるドラマはありがたい。世間の狭いわたしはそういうことでもないと興味外のことを知りませんからね。そういう意味では執行官というテーマを選んでくれたのはお手柄。そして執行官というガチガチお堅い単語と犬をくっつけ... 2023.10.26 ドラマ。
◇読んだ本の感想。 ◇ 吉田修一「横道世之介 続」 あの「横道世之介」の続編です。いや、達者な人だねえ。吉田修一。ほんのりと侘しくて、ほんのりとしょっぱく、ほんのちょっと美しく、そして大部分はユーモラス。人生だね、いわば。人生を書く作家。相変わらず三歩進んで二歩下がる人生ですよ、世之介は。で... 2023.10.23 ◇読んだ本の感想。
ドラマ。 < ミステリと言う勿れ 特別編 > こないだの映画は面白かった。なので、録画していたこれも楽しみにしていた。映画の余韻が消えた頃に見てみましたよ。2時間半の尺だから、たっぷりしたものを見せてくれるんだろうと思っていたら、実質はドラマ版の最初を1時間ちょっと、特別版として1時間... 2023.10.20 ドラマ。
◇読んだ本の感想。 ◇ 宮崎市定「雍正帝」 宮崎市定は蔵書数冊。若い頃に買った。そういう意味で信頼感はあったけれども、こんなに面白いとは意外だった。そもそも雍正帝が面白いんだよね。笑えるという意味でも。この人は名君とされる康熙帝と乾隆帝の間の帝王として地味だけれども、けっこうな名君ら... 2023.10.17 ◇読んだ本の感想。
ドラマ。 < ノッキンオン・ロックド・ドア > ノッキングオンヘブンズドア、といいそうになる。こういうちっちゃなドラマは嫌いではない。ちっちゃいから好きというわけではないが。話も小さければ謎解きも大したことないけれども、こういうチープなミステリ感は馴染むのよね。前半は面白く見た。主役2人... 2023.10.13 ドラマ。
◇読んだ本の感想。 ◇ 池上永一「海神の島」 前回読んだ「ヒストリア」ほど大きな話ではなかったかな。わたしはこの作品が、沖縄に真正面から取り組むザ・沖縄の話になるのではないかと予想していたよ。タイトルもそれっぽかったし。読んでみたらそこまでではなかったかね。でも面白かった。しっかり者で... 2023.10.10 ◇読んだ本の感想。
◇読んだ本の感想。 ◇ 辻由美「読書教育 フランスの活気ある現場から」 この人はフランス語への翻訳家・著述家。「面白いなあ」と思い、エッセイはその後つぶしました。エッセイはこれで最後かな。これが2008年の本で、それ以後が訳書だけ。この人はフランス語から日本語の訳者だから、フランスの事情に詳しいんだよね。わたし... 2023.10.07 ◇読んだ本の感想。
その他映像関連。 せんくら 仙台クラシックフェスティバル2023。 せんくらは初期に1、2回行ったような気がするが、それ以来行ってなかった。いつでも行けると思うとなかなか行きませんね。今年はようやく重い腰を上げました。その気になってプログラムを見ると、行きたいプログラムがたくさんあって迷った。興味が湧くもの... 2023.10.04 その他映像関連。
◇読んだ本の感想。 ◇ 北村薫「八月の六日間」 読もうとしたら中扉に山登りのルートの絵地図が描いてあったので、「小説だと思っていたが、登山エッセイか!」と心を切り替えて読み始めたら、十数行目で化粧道具を荷物に入れる描写があり、小説だった。もう一度、粛々と小説モードに頭を切り替えました。こ... 2023.10.01 ◇読んだ本の感想。