昨クールはドラマがなんと全滅だったので、アニメのこれと「うる星やつら」のみが
週一番組。ドラマを見るようになって7、8年くらいかと思うが、
全然見るものがないのは非常にレアだと思う。
この作品も、そういう状況でなければ一話で終了してたかもなあ。
一話の、烏妃と皇帝の色恋台詞が非常にチープでね。
うえっ!となった。そのシーンだけでブチ切りしたくなるくらいだったんだけど。
ラノベ臭がすごい。
だがそこを何とか乗り切って最後まで見た。
でも最後まで見ても、その後は特にチープな色恋ものってわけでもなかったんだから、あのシーンさえなければもっとクオリティが激上がりした気がするんだけど。
あれだけでがっつり下がったなー。
話は、昨今のほとんど全てのアニメにありそうな「設定のみ!」の話。
それでも中盤は、薄いけれどもまあまともな「話」で楽しんだけどね。
だが最後の2話は設定をただ台詞で言っているだけで、勘弁してくれと思った。
とにかく絵がきれい。
烏妃の絵に気合が入ってるよねー。牡丹の花が美しかった。
瞳の紫がきれい。烏妃の表情は大変に繊細で、製作班のパワー全振りと感じる。
だが他のキャラクターは普通。陛下の衣装が陛下にしては地味すぎるのはなぜだろう。
あれでは宦官たちと区別がつかないぞ。なんなら烏妃の衣装より派手でいいのだが。
手を抜いた、というかそこまで手が回らなかった?
続編があるなら見る気はあるが、話はあれで終わりっぽいな。
話をもっとちゃんとしていればだいぶ印象はあがるが。
あと300%くらい練って欲しい。
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