2022-11-23

◇読んだ本の感想。

◇ 小林恭二「宇田川心中」

タイトル的に歌舞伎、浄瑠璃だなあと思ったら、まさにザ・歌舞伎な小説でした。考えてみればここまで歌舞伎的な小説は珍しいかもしれない。この人、歌舞伎好きだもんね。いろいろ手引き的なものも書いてるし。逆にいえば、単なる時代小説のつもりで読むと、読...