タイトルからして何とかしろ、と言いたい気持ちをかすかに感じつつ視聴。
今田美桜はけっこう好きなんですよね。かわいいおねえちゃん役でしかなかった
「セミオトコ」の時からなぜか好きだった。
その後「親バカ青春白書」を見て、こういうきれいな、きつめの感じの役柄を
続けて行くんだろうなーと思っていたので、今回の役柄は意外。
だいぶイタイ……けれども、それは本人の責ではない。
今回がんばりましたよ。ぱっつんのおかっぱで。あの奇態なファッションで。
この役をやって幅が広がったと思う。
江口のりこも好きなんですよねー。
最近どんどん人気が出て来てうれしい。……といっても自分が見たのは
ドラマ4、5本くらいなので、そんなに知らないんだけどさあ。
わたしが見たなかでこのドラマの江口のりこが一番かっこいい役柄だったかな。
スタイルいいから、かっこいいファッションが似合うねえ。
まあこの2人が出てるから最後まで見られた。この2人を見ていて楽しかった。
話はなあ……。
30年前のドラマをリメイクして、どの程度の改変が行なわれているのか不明だが、
いまだに女性管理職割合が低い、なんて話をしているんだからがっかりするね。
だからといって、5年で半数を女性になんてちょっと無理過ぎて。
こういうチープな話の作りにしちゃうと、女性管理職推進自体もちょろいトピックな
イメージになりがちだから、こういう話はちゃんと社会問題を描こう!という
気概をもって作って欲しい。適当にストーリーを作っとけばいいだろう、じゃなくて。
江口のりこが自由自在にポストを行き来できるのもナニソレ?だし、
女性の働きにくさへの描き方もチープな上に、
それがVS男性になってしまっているのも納得出来ない。
30年前ならそれでよかったかもしれないけど、今だと男性の生きにくさも
書かないと成立しないでしょ。
しかも最終話、「峰岸さんは結婚できません!」みたいことを、
他でもないマリリンが大声で宣言して、
おいおいそれこそセクハラだろう!と思ったよ。
話のチープさは勘弁して欲しかった。
今時の若者で最初の頃のオノタダシみたいな感じだと、すでに人生で痛い目に
あってそうだけれどなあ。
オノタダシは最初ヤだったけど、終盤はいい奴だったね。
山瀬くんの役者は若い頃の国分太一に似てるなーと思いながら見ていた。
向井理はけっこう好きなのだが、いい役やってると思う作品がめったにない。
単にかっこいいだけの役とかね。これは役者としての不足なのか役不足なのか。
まあわたしは例によって4、5本しか見てないんだけどね。
「ゲゲゲの女房」ではいい役だった。これはいい台本に恵まれた。
わたしの定義では、大したことない役でもいい役まで持ってくるのがいい役者。
今後一皮むけて欲しい。あ、こないだの結婚相談所の話は良かった。
まあでも「良かったね」で終わる話で良かったと思いますよ。
明るかったしね。役者を見ていて楽しかった。
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