2021-04-13

◇読んだ本の感想。

◇ 小林恭二「カブキの日」

わたしはこの人、創作家としては小さいかなーと思っている。一般的には、面白い小説というものは幅も奥行きも見えない大きな作品世界をその背後に感じさせる気がしているのだが、この人の作品世界はサイズがわかりやすい気がしている。が、そのわりには今まで...