2019-08-24

◇読んだ本の感想。

◇ 森見登美彦「聖なる怠け者の冒険」

相変わらず変なもんを書いているねえ。この人が書くものはだいたい京都が舞台で、なんやかんや作品世界が繋がっている。これは「宵山万華鏡」のいとこで、「有頂天家族」のはとこくらいの話だな。相変わらず極彩色の、しかしちまちまとした作品世界は森見登美...