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< ラジエーションハウス >

なかなか面白く見ました。うん、窪田正孝はやっぱり好きかもしれない。
広瀬アリスも好きかもしれない。本田翼も好きかも。
そしてわたしはきっと「仲間もの」が好きなんだな。

仲間ものでした。絵に描いたような。いい意味で。
ドラマのあらすじを読んだ時は「天才放射線技師」という単語が強くて、
シリアスなドラマを想像し、シリアスなのはイヤだなあと思っていた。
しかし実際に見た所、想像よりはだいぶコミカルで、
敵役でさえも結局はいい仲間になっていくので気持ち良かった。

(しかし敵役の浅野和之=副院長が、給料が倍になる転職を断ってまで残るのは
無理だー。副院長から院長っていうポジションを断る人はいないでしょう。
いや、最初からいい仲間ならまだしも、敵役ですからねえ。)

話としては多々無理があったが、あまりよく知らない放射線技師の世界を
垣間見せてくれたのが有難かった。医師と技師との葛藤もまああるんだろうなーと思うし、
お互いに歯がゆいところも反感を持つところもあるだろう。

健康診断でお世話になる技師さんたちですが、とりあえずバリウムの責め苦を
こぼしたりして、今まであまり感謝の念を持っていなかった。
フィクションでこういう部分を教えてくれるのは有難いです。

そうね。検査が混み合っていて順番を待つのに長い時間がかかるのは
根本的に解決できればいいね。っていうか出来なきゃだめだよね。
検査の順番を待っているうちに手おくれになってしまう事態は絶対に
防がなきゃいけないよね。

でも実際人手が足りないとか、機械が足りないとか、現実的な要因がたくさんあって、
おいそれとは解決出来る部分ではないだろう。
やっぱりこういうのは国の主導で改善していくしかないと思われるが、
難しいですよねえ。

ドラマの中ではズルして順番を飛び越えちゃったりするんだけど、
本来は許されることではありません。その人の検査を先にしたことで、
他の誰かが命を落とすことになる可能性だってあるもの。
まあドラマですからね。「病変かもしれません。2ヶ月後の再検査まで待って下さい」
ばっかりじゃ話が進まないもんね(^^;)。

ドラマ最終話を見終わったら、次の週に特別編があるって告知が。おお。
アメリカへ向かう飛行機の中の話のようだから、今までのキャストは
出てこないのかもしれないが、これも楽しみにしています。
でも全然出てこないってのはないよね。

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特別編は結局、レギュラーシーズンの回想シーンが半分以上を占めていてだいぶ評価が下がった。
こんなんなら麗々しく、特別編!と謳うんじゃないよ。

新しく撮った部分もあって、病院側は野球少年の話、飛行機側は機長が倒れた話だったが、
飛行機側はなかなか良かったけど、野球少年側は薄かった。
竜頭蛇尾な感。むしろレギュラーシーズンで終わった方が良かった。
今後、ドラマが終わった後に回想シーンで2時間でっち上げるような、
この手法が定着したら嫌だねえ。

とはいえ、面白かったのでセカンドシーズン希望。
遠藤憲一もDVDの告知で「またね~!」って言ってたし。

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