わたしは時代劇、好きな方だとは思うんだけど、近年けっこうな数が作られたことによって、
話としてはみんな似たようなもんばっかりのイメージになったと思っている。
そこまで見てるわけではないんだけど。
なので、本作は環境映像部分を期待して見た。
まあ、予想通りといった感じでした。
やっぱり時代劇はお家騒動がらみになってしまうのかねえ……
それはしょうがないのか。
っていうか、見てから3日経ったら、もうどんな話だったか忘れてしまった。
岡田准一もなかなかいい俳優になってきたと思うんだけどね。
しかしあの演技だとちょっと飽きる気がする……話自体がもう少し面白くないと。
なんか人の名前だけたくさん出て来て、あらすじっぽかった。
四天王とかは要らなかった気がするなあ。
兄が切腹して父が養子を殺そうとして上司が部下をかばって……
あ、もう全然覚えてない。
麻生久美子を久々に見たいと思ったのだがすぐ死んじゃいましたね。
すぐ死んだわりには回想でだいぶ出て来たので良かったが。
わたしは黒木華があまり好きじゃないんだよね。役者としてはいい気はするんだけど、
名前の読みが絶対ハナだろう!ハナとしか読まないぞ!ってのと、そのあまりの地味顔により。
そのわりに「ビブリア」見に行こうかと思ってるけど。
池松壮亮は、字面はたまに見るが読み方はわからない。顔も実はわからない。
うーん、今回の役作りはこれで良かったのかな。だいぶひねた感じのイメージ。
あまりに爽やかな青年でも深みが出ないだろうが。
狂言回し的な立ち位置で、たくさん登場するわりに魅力的じゃなかった。
勝手に藩を出て行ったら脱藩じゃないの?
脱藩した人が勝手に戻ってきたら処罰じゃないの?
そして西島秀俊はあんな齢で奥さん出て来てなかったよね。
あんなおっかない母親がついていて、それはないんじゃないかね。子供がいなければお家断絶。
いろいろ疑問がある。
多分殺陣は良かったんだと思う。わたしはよくわからないけれども。
形は美しかったよね。
岡田准一の乗馬も役に立っている。
環境映像部分は美しかった。彦根城の美しさが出ていた。
なので見に行って損したとは思わないが、やっぱり話が面白くなかったなあ……
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