2018-07-15

◇読んだ本の感想。

◇ 三島由紀夫「奔馬」(豊穣の海 第二巻)

血で書いている(というと誤解を生むが)土着的な「精霊たちの家」を読んだすぐあとにこれを読むと、そのあまりの違いにクラクラする。これまたなんと頭で書いている小説。観念的小説。そしてつくづく思うが、なんでこんな小説を書いている奴が割腹自殺をする...