◇読んだ本の感想。 ◇ 三島由紀夫「春の雪」(豊穣の海 第一巻) 序盤は清顕の肥大した自尊心に激しく同族嫌悪を覚え、中盤は肥大した自尊心のゆえに陥る唾棄すべき不倫に憤り。(これを悲恋と読む人の気が知れん。そして相変わらず新潮文庫の裏表紙のあらすじはひどい。)そして後半にさしかかった時に訪れる必然のカタスト... 2018.06.24 ◇読んだ本の感想。