2018-06

◇読んだ本の感想。

◇ フィッシャー=ファビアン「人はいかにして王となるか Ⅰ Ⅱ プロシアの栄光とフリードリヒ大王」

いかにもドイツらしいというか、さすがに昭和56年出版だというか、タイトルも大時代なら装丁もドイツ的質実剛健。原著は1979年刊行らしい。40年前か。でも読みやすかったですけどね。一体ドイツには歴史上、何人のフリードリヒがいるのか……お祖父さ...
ドラマ。

< アンナチュラル >

多分10話を1ヶ月程度で見終わったんだから、かなりチャカチャカ見た方なんだよね。面白かったし。しかしいかんせん4月になってから見始めているので、時期がだいぶずれている。(そして記事に上げるのはさらに遅いっていう)面白いドラマでした。法医学者...
◇読んだ本の感想。

◇ 三島由紀夫「春の雪」(豊穣の海 第一巻)

序盤は清顕の肥大した自尊心に激しく同族嫌悪を覚え、中盤は肥大した自尊心のゆえに陥る唾棄すべき不倫に憤り。(これを悲恋と読む人の気が知れん。そして相変わらず新潮文庫の裏表紙のあらすじはひどい。)そして後半にさしかかった時に訪れる必然のカタスト...
☆映画館で見た映画。

< 東海道中膝栗毛 歌舞伎座捕物帖(こびきちょうなぞときばなし) >

シネマ歌舞伎でした。ちょっとこの副題はどうかねえ。わざわざ公募したそうだが。歌舞伎のタイトルは、今時のキラキラネームと同様にわざわざ無理な読み方をさせることがある。いい例が思い出せないけど「伽羅先代萩」を「めいぼくせんだいはぎ」とか。しかし...
テレビで見た映画。

< イミテーション・ゲーム/エニグマと天才教授の謎 >

多分近所の映画館ではやらなかったんじゃないかなー。見たいと思っていたのでテレビでやってくれて有難かったです。もう少しチューリングが、いかにも天才!という風に描かれるのかと想像していたが、むしろ天才の悲惨を描いていたね。わたしは暗号がちょっと...
東北楽天ゴールデンイーグルス。

楽天イーグルス、6月14日の試合。

昨シーズンの89ersの会場で、楽天の観戦チケット引換券を1000円で売っていたので、安いと思って買ったんですよ。だが野球場は混んでるので、なかなか腰が上がらず……今季ようやく初観戦。そしたら、出かける直前になって気づいたのだが、このチケッ...
◇読んだ本の感想。

◇ 梨木香歩「雪と珊瑚と」

基本的にこの人の作品は好きなんだけど(一応全部ツブしてるし)、近年の作品は生真面目なテーマ過ぎるのが、わたしにとっては玉に瑕。ナイーブで繊細な作品を、あまりにも問題意識を持って書かれると息苦しい。もう少しエンタメ寄りの方がいいな。今までの著...
ドラマ。

< 有頂天家族2 二代目の帰朝 >

残念ながら放送に気づいたのが4話の時点。1話は何とか見たけど、2、3話は見られなかった。そのせいだけでもないだろうが、話はよくわからなかったね。原作は森見登美彦。好きな作家だが本作は未読。一度ツブシを完了して、2012年以降の作品は未読。今...
◆美しいもの。

◆ 東大寺と東北 復興を支えた人々の祈り

すみませんでしたッ!!……まあ何しろね、東北歴史博物館のエキシビは信頼していなくてね。といっても近年では2回見たことがあるだけなんだけどね。「大白隠展」と「アンコールワット展」。前者は来ているものが酷く、後者は見せ方が酷かった。わざわざ遠く...