ジャッキー・チェンの映画は正直、見ても何にも残らない。
それでもたま~に録画するのは、やっぱりそのアクションがものすごいなと思うから。
でも作品は数えるほどしか見ていない。
初めて見たのが、たしか「シャンハイ・ナイト」か「シャンハイ・ヌーン」のどっちかだった気がするが……
映画館で見たっけかなあ。テレビだったかなあ。あんまり面白かった印象はないんだ。
で、2004年の「新香港国際警察」を劇場で見て。これは面白かった。
画柄が他の作品と比べて垢抜けてますよね、多分。話も少し濃い。
ただ面白いと思ったのはそれだけで、数えてみたところ他に5作品を見ているのだが、みんな印象は薄い。
……しかしその5作品というのが、我ながらそれはそれはマイナーなものばかりで……
これをもってジャッキー・チェン作品を面白くないというのは不当であろう。そのくらいマイナー。
だからといってじゃあ名作と言われるものも見てみようかと思うほどではない。
ただし、そんな縁なき衆生であるわたしから見ても、この人のアクションはすごいね。
ちょっと人間じゃないですよね?「新香港国際警察」で初めて見た時、コレ絶対VFXじゃないと死にますよね?と思った。
だが特殊効果ありだったら、ここまで讃えられるアクションスターにはならないだろうし……
スピードが人間業じゃないんですけど。1.2倍速くらいにして上映してるのか?と真剣に悩み、
映画を見終わってもまだ疑ってたというか、判断がつかなかった。
人間にあんなことが出来るなんて。そもそも安全面を考慮して、普通はトライすること自体がオカシイ。
今回の「スパルタンX」でもスゴイよね。
ジャッキーも、その他の人もみんなスゴイ。そしてあんなに無謀にスゴイことが出来るのは中国人だけかと思っていたら、
スペインロケのスペイン人?もかなりがんばっていて、人種じゃないんだと今更ながら思った。
っていうか、死にますやんか?マジの殴り合いですよ。
なんで職業にそこまで命をかけなきゃあかんねん。
そんなハラハラしながら映画を見るのは正直イヤなわけだが、ジャッキー・チェンの場合はそのアクションが
コメディなので見てられるのだと思われる。
同じレベルのアクションでシリアスな話だったら絶対見ないもんね。
まあすごいです。目を疑うというか……オカシイ。やること自体がオカシイというレベル。
今回の話は、ジャッキーだけがヒーローというわけではなく、三者三様の活躍をし、恋愛の主役でもなく、
しかも相手役がかなり強い、ということに新味を感じた。地道な仕事をしてはる。
ヒロイン、美人でしたね。掛け値なしの美人。
命かけてるよなあ……。ここまでせんでもええやんかと思うが。
よくぞ今まで生きてるよ。もうお年なのであんまり無理はせんように。
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