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< アバター >(テレビ視聴)

映画館では見なかった。あんまり好きじゃない系統の画柄だったので、ハナから視野に入れてなかった。
だが公開されて、あれよあれよという間に大ヒットし、特に3Dの見ごたえがあるという評判だった。
3Dはほとんど興味ないけれど……だからこそ3D的に見ごたえがある映画を3Dで見ておくというのはいいかもなあ。
……とかウジウジ考えている間に公開は終わってしまったのであった。

で、今回テレビでやってくれたのでわりと喜んで見てみた。

長い映画だけど、けっこう入り込んで見られたかな。飽きはしなかった。
異星の描写はきれいだったよね。たしかにこの辺は3Dで見ても良かったかもしれない。
が、全体的には好きとは言えないかなー。

何が気になるって、ナヴィたちの顔が紫?緑?のところ。ここが一番乗り越えられない。
たしかに顔が紫がキモチワルイというのは完全に地球的な価値観だけども、まあ映画なんですから
そういう見た目の好みというのは大事でしょう。映画(やドラマ)は好きなものが映っているとそれだけで
ポイントが高い。わたしで言えばイギリス風景とか西洋建築とかアンティークとかコスチュームものとか。
逆に言えば、画柄で乗り越えられない部分があるのは致命的。

そして話が陳腐っつっちゃ陳腐。またか、と言いたい侵略する人々VS地元民を守りたい人々という構図。
侵略する人々は完全に悪者で、わかりやすくていいんだけども食傷気味でもある。
こういう話を見ると、新大陸侵略の心理的補償作用か?とついひねくれて見てしまう。
まあ逆に、侵略されるアメリカ的な話を見ても、やっぱり補償作用かと思ってしまうんだけどね。

主人公に魅力を感じなかったのも大きいな。全然人間としての厚みとかないもんね。単に行動するだけのキャラ。
話は紋切型のSF。まあそういうたらかわいそうか。話のシンプルさが気に入る場合もあるんだから。

映画館で3Dで見たら、たしかに別な良さも感じたとは思うけど……
それにしても3D、思ったよりも普及しませんでしたね。
出始めのころは今後映画は3Dが普通という状態になるんじゃないかなあ、嫌だなあと思っていた。
結局3Dは「ホビット 竜に奪われた王国」で見た。焦点を合わせるのが面倒だし、メガネ重いし、
なんだか頭が痛くなったし、値段も高いし、全然魅力的じゃない。

もっとも、3Dよりももっと徹底してバーチャルリアリティ級になったらまた話が違うと思うけどさ。
その場合、メガネの人でもストレスなく見られるようなシステムを開発してください。
古代をテーマにしたストーリーなんて見たいやね~。アレキサンドリア大図書館とか、エジプトの話とかさー。
ルネサンス期の画家の話で、フィレンツェを存分に歩き回るとかいう話でもいいよ。

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