2017-03

◇読んだ本の感想。

◇ 丸谷才一「輝く日の宮」

丸谷才一といえば「源氏物語」と「ユリシーズ」の人。ってか、日本古典と英文学かい!二刀流ですな。大野晋との源氏関連の対談集は持っていて、はるか昔に一度だけ読んだが、内容が高尚すぎて楽しめず。数年前「ユリシーズ」を読んで、翻訳家としての技に感嘆...
ドラマ。

< よろず屋ジョニー >(テレビ視聴)

フジのCSオリジナルドラマ。昨今オリジナルドラマがけっこう作られていて、そのノリがわりあいわたし向きのユルさ及びバカバカしさなのでウレシイ。地上波よりアタリ確率が高い。これは全5回でした。また地味なドラマでね。でもあらすじで読んだ時より実際...
◇読んだ本の感想。

◇ 飯嶋和一「汝ふたたび故郷へ帰れず」

格闘技がキライなわたしは、ボクシングの話なんてさらさら読む気はなくて……この人、てっきり歴史ものオンリーの人だと思っていたので、現代ものでボクシングものと気づいた時には愕然とした。こんなん最初の方だけ読んでばっくれてしまおう、と思って最初の...
その他映像関連。

< ラスト・コップ シーズン2 >(Hulu視聴)

シーズン1はたしかHuluオリジナル。今回はシーズン2でテレビ放映。若干雰囲気は変わった気がした。シーズン1の方が普通だった。シーズン2の方がウルサくなっていた。具体的には結衣ちゃんがデパート店員から横浜署の交通課へのまさかの転職(そうしな...
◇読んだ本の感想。

◇ 「小泉八雲作品集 1 ―日本の印象―」

日本について書いたエッセイ集。冒頭から日本大讃美で、もしかしてほめ殺しか?と思ったほど。初めて日本に来た時のハーンにとっては、日本は夢の国だったんだね。まあそれは悪いことだとは思わない。見知らぬ土地に夢を描くというくらいの自由は人間には許さ...
仙台89ers。

89ers、3月18日の試合。

何でこう、3歩進んで3歩下がる、というような試合しか出来ないかね?と思っていた。前半は相変わらずヒドかったですよ。何をしたいのか?と思うようなゆったりスタート。アンタたちはそんなのんびり構える余裕はないだろう!と思っていた。1Qを9-20で...
テレビで見た映画。

< 明烏 >(テレビ視聴)

今を時めく?菅田将暉が出ていたので録画してみた。映画というよりは舞台と深夜ドラマの融合。基本的にはホストクラブの事務所で出来事が起こり、店と店の外とがほんのちょっと映るけれども、だいたいずっと事務所。実に舞台っぽい。落語が元ネタにあり。「芝...
◇読んだ本の感想。

◇ サイモン・シン「ビッグバン宇宙論 上下」

この人の前の本「暗号解読」はほんとに偉いと思った。何しろものが暗号ですよ?その歴史を、一般人にわかるように説明するなんて……暗号の世界なんて、古代はまだしも近現代になったら、言語でもなく物理トリックでもなく数学の話だもんね。その数学の話を(...
ドラマ。

< 坊ちゃん >(ドラマ視聴)

今年の正月にやった新春ドラマスペシャル。二宮和也主演。二宮は……実は好きではない人だった。主に顔が。眉根を寄せる表情が多く、目が三角になるでしょ。その表情だとあんまり善人という感じもせず……数年前に三谷幸喜の「オリエント急行殺人事件」で見た...
◇読んだ本の感想。

◇ 堀江敏幸「魔法の石板 ジョルジュ・ぺロスの方へ」

堀江敏幸は、「素晴らしい詩的散文」という書評家だか作家だかの紹介記事があったので読んでみた。わたしは“美しい文章”を探しているので。そして読んでみたところ、実際に素晴らしい詩的散文だったのよ。だがしかし、内容が高尚すぎて……という言い方がい...