2016-07-10

◇読んだ本の感想。

◇ 恩田陸「夏の名残りの薔薇」

こってりと。相変わらずこってりと。冒頭始まってしばらくすると、第一変奏~第六変奏(←たしか)まで枝分かれした別な話になるので、森見登美彦なんかが好きでよくやるパラレルワールドの手法だなあ、と思っていた。そしたら恩田陸はさすがに並みじゃない腕...