◇読んだ本の感想。 ◇ 福永武彦「別れの歌 随筆集」 池澤夏樹の父。そして辻邦生の同僚。辻邦生は「天草の雅歌」を福永武彦にdedicateしている。そういう興味で読んでみた。そういう興味で読むせいか、池澤の書く文章や辻邦生の書いたものにとても近い気がした。所々で、「ああ、これは池澤の口吻」「辻... 2016.05.24 ◇読んだ本の感想。