3年も編み物を続けていると、それなりに余り糸も出てきます。
でも、自由自在に組み合わせて楽しめるほど余っているわけでもなく、そんな技量もないんだよなあ。
編みこみとか出来ればね。だいぶ余り糸も活きるんだろうけどね。編みこみは出来ない。
なので、ほんとーに余り糸を寄せ集めて、必要な小物を作ってみました。
レッグウォーマーは実は必要とまでは言えなかったが……。
初冬の頃、急に寒くなった時に必要性を感じたのだが、編み始めた頃は冬の半ばで、
すでに寒さに体が慣れてあまり欲しくなくなっていた。それでもまあそこそこ使いました。
だが、伸縮性が多少足りなかったので使い勝手としてはあまり良くなかった。
形も超適当。目数、段数さえ目分量っていう……。どんだけ適当。
そして片方だけグレーが入っているのは、途中で糸が尽きたからに他なりません。
でもいいんだ。なにしろ余り糸消費が主眼なんだし。
そしてシーズン終わりにユルユルになっていたのがちょうど良く縮んでくれないかな?と思って
ガラガラ洗濯機で洗ってみたら、……フェルト化しました(^_^;)。
そうか、フェルト化ってこういうことなのね……。いい経験になった。
ほとんど伸縮はしなくなってしまったようだが、きつくはなった。
今後も履けるかどうか、来シーズンになったら履いてみる。
クッション?も作った。
ここ3年くらい使っている座椅子の(なにしろいろんな意味でヘビーなユーザーなもので)、
ウレタン部分がヘタレたんだよね。座る部分だけヘコんじゃって。
新しいのを買おうかなあと思って実店舗とネット上をだいぶさまよったんだけど、
何しろ座るものだから、実際に座ってみないと買う踏ん切りがつかない。
しかも3年で毎回買い換えるようでは、……概ね物持ちがいいわたしとしては罪悪感さえ感じる。
そうか。要はへこんだ部分が何とかなればいいんだから、そこに薄いクッションでもおいてみようか。
そう思って薄いクッションを探したのだが、ないんですね、なかなか。商品としては。
しかし段ボールを片付けようとした時、ふと気づく。
別に段ボールとかで良くない?それなら厚みも調節出来るし。段ボールに何かカバーをすればいいんじゃん。
――そしてカバーは、余り糸でてきとーに作ればいいんじゃん。
結果出来上がったのがこれ。
写真に撮ったのが、作って半年近く経っているし、ずっと使ってるのでもうすでにヘタレているが、
これは重宝しております。ウレタンへこみのために座ってると姿勢が悪くなって、だんだん痛くなってた体が、
概ね大丈夫になった。
中は段ボール、楽天ブックスの配送袋(←封筒にぷちぷちがついた奴)をてきとーにまとめただけの物なので、
チープなことこの上ないが、冬のパソコン用ハンドウォーマーと並び、作って良かった!と思ったもの。
次は今度はピンク~紫系の余り糸で、今度は車の座席用に同じようなものを作ろうと思う。
糸の太さも材質も違う余り糸だったけど、デザイン的に意外にイケて嬉しかった。
間を繋ぐ色を挟むと、ある程度の糸なら全然オーケーなのかもしれない。
アブストラクトな平面構成もやってみたいものだが。それには色彩感覚(と余り糸)が足りない気がする。
さらにウレタンのへこみがひどくなってきたので、一旦入口の毛糸をほどいて、中の段ボール紙をもう一枚増やした。
根本的な解決にはなってないんだけれども。
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