たしかこれはリアルタイムで一話を見て、お子様たちの演技が耐えられなくて視聴中止だった気がする。
今回再放送でそこそこ面白く見たのは、年をとってココロが広くなったからだろうか。
神木隆之介は若干贔屓。でしょう多分。けっこうドラマも映画もコンスタントに出てるようだけど、
わたしの興味の方向のラインナップじゃない。なので「東京タワー」の子役としてしか見たことない。
「小暮写真館」を再放送してくれないだろうか。
山田涼介もどの程度育っているのか見てみたいものだが……。
どうも「金田一少年の事件簿」くらいでしかお目にかかれないらしい。
まあ金田一少年の事件簿なら見てみてもいいけど。今年の7月だそうです。
お子様たち同士の絡みって、演技力的にはツライよね。
でもそんな中で大人たちががんばっている。陣内孝則や山本太郎、とりわけ要潤のマジメな演技に
好感を持つ。ここで大人たちが手を抜いてしまったら、ドラマが空中分解してしまう。
話的にはぎりぎり、ほんとぎりぎり……。
一話完結の事件はわりあいイケるんだけど、ベースの冥王星がらみの話はちょっと無理が感じられる。
ダン先生と“おじいさま”キングハデスが同じ年の親友ってのは無理がないか……。
キングハデスをひっぱってひっぱって、そして出てきたのがあまり迫力のない役者だったので肩すかし。
Qの親父があの人ってのもなあ。安易だ。その辺りは遠慮したい部分だった。
とにかく10話と最終話とはもう話が破綻しまくってしますよ。
最後、冥王星はもっとが~~~~んと派手なことをやって終わるんだろうと思ったが、
あの竜頭蛇尾ぶりはどうしたことだ。いかん。あんなんではいかん。
ラスト2話は、神木隆之介と山田涼介の表情対決を愉しんだ。わりとホンキでしたよ、彼ら。
鈴木一真のヘンな演技は工夫が感じられて好きだった。
たまに見ている俳優な気がするが、何で見たかっていると記憶にないなあ。
「富豪刑事」「カイドク」「鍵のかかった部屋」は一応見たはずなのだが。
今、「ビター・ブラッド」を録画しているので(まだ一話も見てない)、
それが視聴に耐えるドラマであれば、3話のゲストとして見られるらしい。
奥貫薫は、本作ではそこまでではなかったけど、「なくな、はらちゃん」のユキ姉良かったなあ。
いい雰囲気を持っている人ですよね。てっきり劇団出身だろうと思ったが、違うようだ。
だがこの役も、最後あんなに無抵抗に捕まっちゃうわけですかね?ダメだよねえ、そんなんじゃ。
最後の破綻はいただけなかったが、各個の話はまあまあイケた。
あくまでお子様の話としてだが……。しかしまあ、お子様の話はお子様の話で、それなりに美点はありますよ。
何も難しいことを考えなくてもいいという。
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