◇読んだ本の感想。 ◇ 万城目 学「プリンセス・トヨトミ」 小説にはそれはそれは種類がある。その中でこの作品は、特異なシチュエーションを書きたい小説。と感じた。こないだの恩田陸「ドミノ」もそうでしたな。いや、違うか。「ドミノ」は転がるシチュエーションを、その動きを書きたい小説か。本作は、……それなり... 2014.07.01 ◇読んだ本の感想。