ショート。
何と言っても町田でしょう!素晴らしかったね!素晴らしかったね!!
特に期待感もなく、最初漫然と見てたのだが、ジャンプの度に「おお」「おおっ!」「おおおっ!?」と
驚きが強くなっていった。あれだけ質の高いジャンプを3つ揃えるというのはなかなかありません。
その上で、堂々たるストレートラインステップ。いやー、あれは天地人が揃ったね。
本当に見事な演技だった。いいものを見せてもらった。
それと並んで感動したのはベルネル!
あれ、オリンピックと同じ曲ですか?あんな振付だった印象が全くないのだが……
まあわたしの記憶力は大変にアヤシイので、自信はないけれども。
衣装が相当にイモっぽくて(とは古風な表現)、どうしたことだろうと思ったが、
終盤に来てようやく納得した。ああ!カウボーイなのか!
プログラムの最初の曲調から、まさか最後にカウボーイに繋がるとは思わなかった。
それにしてもあのストレートラインステップは本人もノリノリで、見てて大変に楽しかった。
久々に……わたしたちが好きだった頃のベルネルが帰って来た!と思ったよ。
振付も、昔のような、彼独特の個性的なもの。そう、ああいう振付でユーモラスに踊る
ベルネルが好きだったよ。
演技後、本人は氷の上に大の字になってのガッツポーズ。
それを見て泣けた。飛びあがって歓声に応える姿に泣けた。
彼には親近感が湧く。この部分が、とかはっきり言葉では言えないけれど、
日本人が好むタイプのスケーターだと思う。キス&クライで両側のコーチにアプローズを送っているのも、
いいヤツだなあ、と思う。最後に日本で滑ってくれてありがとう。
また、アイスショーで元気な姿を見たいよ。
……あ、フリーがまだあるんだった。
この2人の演技で、その日の疲労で下がった心身が満たされた。ありがとう。
アボットもそろそろ思い出作りに来てる?年齢的にはそろそろ……とは思うが。
最初の4回転をやはり転んで、ソチで転んだシーンを思い出して痛かった。
オリンピックでもせめてこの位の転倒ならそれほど響かなかったろうに。
あんなにイタそうに転んで、ジャンプがコワくならないのかなあ。みんな強いなあ。
マックス・アーロンは、今どき珍しい大雑把なタイプのスケーター。とにかく力技。
まあ荒っぽいは相当荒っぽいけど……みんなが繊細な完成を目指すなか、こういう破天荒な人も
一人くらいいてもいいかも、と今日の気分では思う。
コフトゥンもいいと思った。今回のプログラムは、曲が細かく音が刻むから、
そのリズムを上手く刻んでいけるととても映える。刻めない人が滑ってもムザンなだけだが。
この人も上手くなるだろうねえ……。
小塚もなかなかまとめてきてくれて良かった。今回の彼は高橋大輔の代わりですよね?
曙光が見えた。硬いといえば硬かったと思うけど、まだまだ一花咲かせて欲しいスケーター。
閻涵はとにかく……演技よりもその髪の毛が気になった。
なんでその茶髪!なんでその髪型!まあいいけど。
ショートの振付はけっこう個性的で面白いんだよなー。彼にはこの方向を追求してほしい。
フェルナンデスも良かった。ちょうど良く力が抜けてた。
こうなると彼は手ごわいです。ジャンプも極まれば、演技力もあるんだから。
インタビューの時の柔らかな話しぶりが意外。もう少しマッチョな人かと思っていた。
まああとはユヅルですねえ……。
やっぱりソチでの金メダルは相当プレッシャーになっているんだろう。ふふふふふふ。
でもこんなところでは終わりませんよ。ここしばらくショートが順調で、
追う気分を忘れているだろうから、久々に情熱全開で上位を追ってみましょうよ。
あんまり大人になり過ぎてもあかんよ。ユヅル。
残念ながら、高橋木原はあと一組のところで17位、フリーには進めなかったらしい。
でも17位ですよ。初めて1年のペアが。
今後の成長に期待。
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