PR

89ers、2月23日の試合。

前日に僅差で勝利し、上位チームに連勝は無理だろう……と思い負けるつもりで行ったら勝ってくれました。
辛勝。というより、最後まで負けるだろうと覚悟しながら見てたので、
勝って初めて「おお、勝ったか!」という感じ。
最後の最後までどうなるかわからない試合でしたねえ。

試合を決めたのは最終盤の新潟の痛恨のパスミスと、その後の「文哉への」ファウルゲームだったと思う。
パスミスは、残り時間たしか23.7秒発生し……この時点でこっちが1点勝ってたのか?
スローインでゲーム再開し、ボールを文哉が持ったところで相手がファウル、
フリースローを文哉が2本決めて3点差にし、相手の最後の攻撃を何とか守って終了。

一日経ったら細かいことを忘れてしまった。とにかくけっこう詰将棋状態になったんだよ。
わたしは「こういうところでHCが何か手を打って欲しいよなー。炎さんはこういうの得意だったよなー。
河内さんは若いから無理かなー」と思っていた。
新潟がパスミスをしなかったら、相当展開が変わっただろうな。詰将棋が得意な相手HCだったら
きっと勝てなかった。
相手チームのHCも多分詰将棋苦手。そうでなかったら文哉に絶対ボールを持たせないようにしたと思う。
うちのFT成功率ではおそらく文哉が1、2位でしょう。実際2本とも入れたしね。
最後の相手の攻撃を抑えたのも良かった。

やはり今回は文哉でしょう!最初2本3ポイント失敗し、今日はシュートタッチが悪いのか?と
がっかりしたのだが、後半はいい確率で決まっていた。
文哉の3ポイントが入るのと入らないとでは、当然のことながら天と地の差が発生する。
ストッと入るシュートが気持ちいいんだよなー。極まらなかったけど、フェイドアウェイや、
体勢を崩したシュートももう少しで入りそうになっていた。
文哉がフェイドアウェイが出来るようになったら、ものすごく強力な得点源だよね。楽しみ~。

そして大変うれしかったのが、新加入のハミルトン。なかなか良さそうじゃないですか!
前半だけで5、6本リバウンド取ってくれた気がする。今期今までの89ersは
リバウンドが誰が見てもネックだっただけに、ここでハミルトンがしっかりやってくれれば
別なチームになりますよ。フリースローも悪くはないイメージ。
嬉しい。ドタバタ劇で連れて来たわりにはちゃんとした補強だ!

和田のプレイ時間が多いのはいいのだが、和田はけっこうボールを止めるんだよね。
落ち着かせる必要がある状況の時はいいけど、彼はいつも止まってから考えている。
それじゃ攻撃が後手後手に回ってしまう。時間も食う。ポイントガードとしては重大な欠点なのではないか。
逆に言えば、その判断部分をもっと早めに出来れば抜きんでていける。
クリス・ポールを見習うように。

TJは、ほんとーにフリースローが下手で……
本人も重々承知で、極まるとすごく喜ぶし(プロとしてどうなのかと思うくらい喜ぶ……)
今回は最後のフリースロー、2本とも落としてショボンとしてた。落としたからといって
試合に影響が出るという状況ではないからそこまでがっかりしなくていいよ、と言ってやりたくなるほど
がっかりしてた。
あんなにがっかりした顔を見ては断罪する気になれない。とにかく練習せい。

ディフェンシブな、地味な試合ではあった。
あんまりケーハクな試合運びもどうかと思うが、もう少し華があった方は見てて楽しい気がする。
でもまず足元を固めることは重要ですからね。ディフェンスからという考え方は間違ってない。

いわゆるチームケミストリーという奴がほとんど見られないからなー。
1+1を、地道に2にしているだけというか。まあプラスマイナスゼロにしないだけエライけれども。
1+1が3とか4になってくると強くなるし、見てても面白いんだけどなー。

今シーズン、あと2回くらい……行けるかなあ。
まあなるべく努力して行きたいと思います。

コメント