今さらですが。
男子ショート。
ブレジナは昨シーズンと同じ曲。あの曲、耳に残るし好きだけれども、後半に行くにつれて
テンポが速くなっていく部分を活かしきれてなくていつも惜しいと思う。
あそこが盛り上がればもっといい振付なのにな。でもあのテンポを活かした振付は
相当難しいと思うので、結果としては難易度の高い曲。ということになるんじゃないかね。
ユヅルが去年と同じ曲を持ってくるとは思わなかった。同じ曲でも一概に悪いわけじゃないけど、
ちょっと守りを感じてしまうので、がんがん攻めていって欲しいと思ったね。
でもまあ、オーサーコーチは良くも悪くも勝つためのセオリーを知っている人なんだろうから。
今回は、ユヅルにしては何か気合いが感じられない滑りだった。
織田信成は去年、だいぶ存在感を薄くしていた気がするが、今シーズンは調子が良さそうですね。
本人が滑ってて楽しそうではある。
まあやっぱりパトリック・チャンでしょうねえ……
技だけで滑っていた頃より格段に良くなった。美しいもの。
正直、これ以上上手くなられても困るのだが。
男子フリー。
男子が軒並みジャンプを失敗していたのは、何か物理的な理由があるのだろうか。
リンクが狭いとは言われていたけどね。ユヅルの演技にもキレがなかった。
標高がずいぶん高いところというわけじゃないよね?氷の状態が悪いっていう風にも見えなかったが。
あれだけ失敗するのは、何かある要因があったのだと思う。
まあその要因が実際にあれば、その影響は全員が平等に受けるでしょうから結果は変わらんけど。
そんななかでまとめて来たパトリック・チャンがエライってことだ。
正確無比の彼でさえ、ジャンプを1つか2つ間違ったんだから、やっぱり何か違和感があった気がする。
しかしすごいねー。付け入る隙が見当たらん。日本男子勢がオリンピックで金メダルを取れるとしたら、
高橋大輔か羽生結弦が、一世一代のパーフェクトな演技をオリンピックに合わせて来られるかどうか、
そこにかかってくるんだろうな。
その他の面々では、たとえ一世一代の演技をしても、パトリック・チャンの点数以上は出なさそう。
3位のユヅルが2位になって、2位だった織田が3位になるほどのフリーではなかった気がするけど、
どうかね?まあ、点差はちょっとだけだけどね。
無良くんが5位からダントツの最下位に沈むほどのフリーだったかね?
他も相当に悪かった気がするが。疑問を感じる。
ブレジナは、悪かったなりに何とかかろうじて先につないだか。
ユヅルはどうしたかねー。今まで見たことないほど崩れたフリーだった気がする。
疲れかね。でも今の段階ですでに疲れていたら、オリンピックまでの長丁場持たないよねー。
まあ彼は、怪我さえしなければ次のオリンピックも十分狙える年齢だけれども。
しかし最後のストレートラインステップは、励ましの喝采じゃなくて、普通の喝采だった気がするので
良かった。やっぱりあの辺は彼は強いな。
ユヅルが次の大会もチャンと一緒ってのがイヤ。やっぱりGPシリーズで一度は
金メダル取っておきたいよねえ……。
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