実は球場に行ったのは2年ぶり?3年ぶり?
なかなかになつかしいものがありました。
球場に入った瞬間の高揚感はスゴイね。着いたのが18:30くらいで、
ちょうど攻撃時の、点が入りそうな時だったのもあったかもしれないけど。
普段は外野席だけど、今回の席は優勝のご祝儀でバックネット裏。
基本的に混む時は行かないから、バックネット裏でさえほぼぎっしりなのが驚きだった。
蔵王に空席が目立つくらいだったかな。他はほぼ全て赤。
普段ならどこよりも多い千葉ロッテの応援団も、今まで見た中では一番少ない感じで、
立ち応援は外野自由のせいぜい半分弱といったところ。あとはあちこちに分散していたようだ。
試合は、……まあ見どころがなかったわけではないけどさあ。
わたしは、今日は勝ちに行くと思っていたんだよね。何しろ凱旋試合だし優勝セレモニーあるし。
ところが早々に若手に交代し。体力温存&若手の経験というCSに向けて、というのもわかるのだが、
……加藤大輔はないわー。
えーっ、凱旋試合でこの仕打ち?
その前の小山が近年には珍しいくらいキチッと抑えたので、ここで加藤大輔を出して
試合をぐだぐだにするその意図が……わからないよ。
てーか、加藤大輔じゃアウト取れないでしょ!わたしが見た時は常に打たれてるぞ!
それでも1回は奇跡的に3アウト取れたんだ。ゲッツーで。
「奇跡だ……」と思った。
そしたら次の回も行かせるんだもんねー。目を疑った。
しかもあそこは勝ち越したところじゃないですか!
負けてもいい試合だったのはわかるが、星野さん。
あそこまで行ったら、もう切り替えて勝ちに行こうよ。一人くらい勝ち継投使ってくれても良かったよ。
1回と0アウトだか1アウトだかのタイミングで、被安打2の四球4つだよ!?
ないわー。何かの間違いでしかアウトが取れる気がしない。
まあ、そういうキモチは初年度の楽天を見ていた時に散々味わったことであって、
その頃の思い出を呼び起こすナツカシイ継投だったかも……などとはいわん。
まともなピッチャーを持って来い!
そしてぐだぐだなまま負けましたからね。お客さんのテンションがだいぶ下がったのはたしか。
逆転勝ちして優勝セレモニーという流れにしてほしかったなあ。
そんな中、福山はけっこうよく投げましたよ。加藤大輔の後だったので良く見えたのかもしれないが。
あと、阿部のタイムリーは良かったかな。これからがんがん打てるようになる気がしないが……
体ほっそいよね。中学生みたい。もう少し筋肉が必要な気がする。
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そして優勝セレモニーはですね。
今まで体験したことはないが、まあ普通っちゃ普通。
選手が整列して、優勝旗とペナントとトロフィーの授与があって。星野監督の挨拶があって。
写真撮影があって、選手がぐるっと球場を一周。白い紙テープが宙に舞う。
その後、マウンドを中心に選手が円を描き、球場に向かって全員でBURN!。
そして解散。
何が印象に残ったって、トロフィーですね。なんや、あれ。
わたしはてっきり放送機材だと思っていた。まあそれであんなド派手な綱がついているのも
おかしいんだけどさ。
そしたらトロフィーの授与と言われ、出てくるのがアレなんだもんなあ。
「あれ、トロフィー?」球場にじわじわ広がる失笑。
紅白の綱を田中と鉄平が引いて……土佐犬かっちゅうねん。
トロフィーって、毎年回り持ちですよね?あの形態に疑問を持つ人は今までいなかったのか?
トロフィーなんだから、手渡し出来る重さでいいやん。
星野監督の挨拶は「温かい応援と、ちょっぴりきびしい応援と」で笑った。
来季もやるそうですね。わたしは決して手放しで応援は出来ないけど……また的確な補強をしてくれたら
御礼を言う。
白い紙テープ、乱れ飛ぶ様を見ることなんかそうそうない。人生初紙テープ。
周りでもいっぱいひらひらしていて、ドラマの渦中にいる感があった。
BURN!が出来たのも、地味に嬉しかったなあ。
あ、球場側が仕掛けた、オレンジと金のキラキラテープも、設置に全然気づいてなかっただけに
印象に残った。あれは絵柄が派手になって大変良かったと思います。
解散後、ペナントを中心に主力選手が写真をとっていた。
滑り込みで参加する人もいて。松井と小山はペナントの前に寝転がって撮られていた。
それが優勝記念特設サイトのトップに使われている写真。この写真では寝転がってませんけれども。
まあまあ、何はともあれ良かった。まさかこんなに早くリーグ優勝出来るなんて思わなかった。
弱い弱い楽天だった。感慨深い。
……が、優勝決めた後があまりにふがいないやないか!
もっとちゃんとせえやー。温存温存いって、気の抜けたままCSに行って、恥ずかしい負け方するなよ!
そんなことになったら許さん!
おめでとう。そしてありがとう。
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