2013-07

◇読んだ本の感想。

◇ 宮田珠己「日本全国津々うりゃうりゃ」

いやー、やっぱり面白いなあ、宮田珠己。この人の書く戯文は芸ですよ。そうでなかったら、自宅の庭を書いてエッセイ一丁上げられない。いやまあ、庄野潤三とかいるけど。一応この本は旅行記ということで、編集者がお伴に(?)ついてあちこち取材旅行に行った...
◇読んだ本の感想。

◇ 森谷明子「葛野盛衰記」

この人は地道な書き手。初作品の歴史ミステリ「千年の黙 小説源氏物語」を読んでそれを感じた。なかなか調べて書いてるし、誠実さは伝わってくる。なので、その実直な部分をとても応援するんだけれども……ただミステリであれば、わたしの好み的にぜひとも欲...
◇読んだ本の感想。

◇ 吉田満「戦艦大和の最期」

戦争文学はほぼ読まないが……。立花隆の“昭和の平家物語”という惹句(?)に反応して読んでみた。正直、こういう類の作品に対しての感想は苦手だ。わたしは感情の部分は語りたくない方で、その上、恐いものは出来るだけ避けて通りたいと……なので、具体的...
ドラマ。

< TAKE FIVE >(ドラマ視聴)

今クールはけっこうドラマを見ていた。これが一番面白かったかな。まあ、話は大筋も細部も正直「ねーだろ、それ!」ってレベルのオハナシなんだけど、なんというか、小技がわりと面白かった。「大学の講義をしながら、その講義とダブらせてセキュリティの抜け...
◇読んだ本の感想。

◇ アルコ×河原和音「俺物語」

今けっこう売れているマンガなんだろうなー。何とか漫画賞も取ったらしいし。それまで全く知らなかったけど、友達が貸してくれて3巻まで読んだ。俺物語!! 1 (マーガレットコミックス)posted with amazlet at 13.07.17...
テレビで見た映画。

< エマ >(テレビ視聴)

定番のイギリス文芸もの標準作。……またこれか、という気も……気も……しないではないが。原作は読んでない。だが、おそらくジェーン・オースティンの書くものはこれ系ばっかりだろう。下位上流階級の若い娘の恋愛について。「高慢と偏見」はこないだ映画に...
◇読んだ本の感想。

◇ アーヴィング「アルハンブラ物語 上下」

アメリカ文学最短コース遍歴中。わたしは文学作品が好きな方ではなく、とりわけアメリカ文学は「アメリカとはなんぞや?」という疑問から基本ラインをツブしているに過ぎない。なので、今まで読んで来たアメリカ文学のラインは、修行、あるいは苦行に近いのだ...
◇読んだ本の感想。

◇ 中村好文「普通の住宅、普通の別荘」

これは少々高い本だったけども、みなさんのおかげで買いました。中村好文は建築家。建築に興味がある人にとっては知る人ぞ知る存在だろうが、一般人にまで浸透しているとは思えない。でかい箱ものを作る人と違って、彼のメインは個人住宅なんです。そういう人...
ドラマ。

< なくな、はらちゃん >(ドラマ視聴)

録画していた2013年1月-3月期のドラマを5月に見ました。まあ「のだめカンタービレ」なんて、本放送の2年後?の正月に再放送した奴を録画して、実際に見たのは11月なんだから、それに比べたら大変に早い方だ。そして、「なくな、はらちゃん」は。と...
ちょっとだけ編み物。

♪今後の予定。

春夏ものだけでおよそ10着分の糸があるこの状態。この夏までに10着は編めないから、去年からある在庫糸から地道に片づけていくしかあるまい。1.前述のハマナカリネンミックスのベージュ並太。現在ボーダープル前身頃半分。2.去年途中まで編んでた変型...