2013-01

◇読んだ本の感想。

◇ ミシェル・トゥルニエ「魔王 上下」

小川洋子は「主人公のティフォージュが“担ぎ”の意味を知っていく物語」と言っているし、本の裏表紙の要約には「幻想的戦争小説」と書いてあるんだけど、わたしに言わせれば、そんな大層なテーマではなく。……これは、フェチの小説ではないのか。三日月の光...
仙台89ers。

あ~~~~、ようやく。

1月27日の89ers、対東京戦見に行きました。ようやく。ようやく。ようやく勝ったよ!!もう、今季4回目の観戦で初ですよ。ということはもう1年近く勝ち試合を見てなかったってことですよ。というか、確認したところ丸一年だッ!!去年2月末の高松戦...
仙台89ers。

89ersの公開練習。

89ersの公開練習に行ってきました。けっこう久しぶりだった気がする。前回は夏だったかなー。去年か一昨年か定かではないけれども。今回の公開練習は、ついこないだ入ったモーリス・ハーグローの顔を見に行きました。あえて顔というのは、……練習を見た...
◇読んだ本の感想。

◇ 森谷明子「千年の黙 異本源氏物語」

このタイトルは「せんねんのしじま」と読むそうだ。普通にもくと読んでしまいますが。とってもまともな話でした。まともすぎるほどまとも。そういう意味では若干面白みが足りないかも。しかし源氏物語を要素として取り上げて、ここまでちゃんと書いてくれるな...
☆映画館で見た映画。

< ホビット 思いがけない冒険 > 続き。

(前編より)延々書き連ねて来たが、この映画の価値は画柄だね。相変わらずニュージーランドの壮大な自然は美しく。前作でもこの辺りで撮影しなかった?と思うような部分も時々通り。美しい建築物の内部設計、小物の凝り具合、衣装の……まあ今回は衣装といっ...
☆映画館で見た映画。

< ホビット 思いがけない冒険 >

3時間は時々飽きる。それでもなお良作だと思う。原作は未読だけれども、「指輪物語」よりだいぶ短いのは事実だし、対象年齢も下なようだから、それを指輪と同じ3部作でというのは無理があるのではないかと思っていた。(「指輪」は、3部作で作るのは詰め込...
仙台89ers。

10日と12日の89ers。

10日は現地に見に行った。ひと月前、地震で中止になった試合の振替試合。何しろ木曜日の夜だし、集客に苦労することを見越したらしく、2000円でどんな席でも!という売り方をしていたので、コートエンドで人生初?のグラウンドレベルの観戦をして来まし...
◇読んだ本の感想。

◇ 宮田珠己「スットコランド日記 深煎り」

これは「スットコランド日記」の続編。……この日記を読んでいると、宮田珠己の本を買ってあげないとなー、と思います。だってこの人のエッセイ、面白いんだもん!こういう人には書き続けて欲しいもん!でも日記を読むと、経済的にはけっこうツライらしい……...
ドラマ。

< 結婚できない男 >(再放送・ドラマ視聴)

2006年のドラマ。再放送をやっていたので今回初めて見ている。今更ですが、いやー、これ面白いわ。ドラマはおバカ系が好きだ。しかし一口におバカ系と言っても、それはそれは多くのカラーがある。この微妙な匙加減で好悪がはっきり分かれる。このドラマは...
◇読んだ本の感想。

◇ スタンダール「パルムの僧院」

池澤推薦なので読んでみた。ちょっと前に「カラマーゾフの兄弟」を読んでいたので、何となく比較しながら読むことになったのだが、こちらはどうにも軽め……。ロシア的重厚さが好きというわけでは全然ないけど、「カラマーゾフの兄弟」がベートーヴェンの第5...