ショート。
宋楠は武骨系の滑りの好きな選手。やっぱり4回転をがっつり決めて欲しかったな。
ボロノフが、なんか危なっかしいながらジャンプは決めていた。
ジュベールは滑り出しの最初からホヨホヨしていて力強さがなかった。
町田樹が非常にいいね!
胸躍る演技だった。ついこないだアメリカ大会で見た筈のSP、サッパリ記憶に残ってなくて(^_^;)、
今回新鮮に感じた。これはあれですよね、ランビエールが振付というプログラムですよね。
きちんと踊っていてエライ。
おいおい、高橋大輔。
去年のテーマは「ストイック」、今年のテーマは「脱力」なのか?と思ったほど、
演技の最初から力が抜けきった演技。
まあ力の抜きどこを会得できれば相当に強い武器になろうが。わたしは本気でエキシビ並みの
力の抜きどこを鍛錬しているんだろうと思った。
だが、単に調子が悪かったようです。
彼の真骨頂である踊る部分にスランプはないだろうけど、スピンも遅かったし、
スケートも遅かった。去年もスロースターターぶりを発揮してくれたけど、
完成度としては去年よりずいぶん劣るのではないか。危機感。
フリー。
宋楠の棄権は、アダム・リッポンにとってももちろん宋楠にとっても大変不幸なことだった。
事故は起こり得る。だが、それがなるべく回避出来るようにと願う。
宋楠も早く良くなってくれ。
そしてジュベールの棄権も残念だ。昨シーズン、奇跡の復活を遂げたと思ったのだが、
2年連続奇跡は起きないのか。
王一は、上手とは言えないけど丁寧に滑っていて惹きこまれた。
ケヴィン・レイノルズの動きが昨年にも増してきれい。一昨年は表現省略の北米型スケーターだった
ことを考えれば、この2年で素晴らしい進歩。これでジャンプが決まって来るようになるのか。
ボロノフは、力技でジャンプを跳んでいるイメージで、着氷時の姿勢に微妙な疑問を感じるが、
がつがつ跳んでいて迫力はあった。
おいおいおいおい高橋大輔!
ショートでだらだらしていても、フリーはある程度締めてくると思ったのに。
大丈夫かあ?まあ去年も最後は、さすがと感心するくらいにはまとめて来たんだけどね。
でも去年のスタートよりもはるかにグダグダだぞ。
2週間後のNHK杯まで上げてこられますかねー。
総じてぐだぐだ感のあった中国大会を通じて、男子で一番(というより唯一)まとめてきてたのが
町田樹。えらい!
周りが崩れていくなかで、スタンスを保つのも実は難しいこと。
淡々と、自分のやれることを着実にこなした。
彼の滑りを見ていてわくわくしたよ。やっぱりいい演技は心が躍る。良かったです。
金メダルおめでとう。
でも彼は、やはり今回周りが落ちたからの金メダルではあるしね。
とにかく4回転を成功させてようやく世界のトップと競うスタートライン。
ファイナル出場を決めたらしいし、ファイナルでは4回転決めないとねー。
でも彼がここまで来るとは正直思わなかった。伸びたなあ。えらい。
ファイナルではまた別な緊張感があるんだろうし、ここまで来るとやはりプレッシャーも
増えるんだろうから、その辺にどう対応していくかだねー。ふふふふふ。
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