華やかなアイスダンスを堪能した後だと、ペアが地味に見えた。
まあとにかく高橋トラン組が。我が子の成長に涙するオカンの図……ってシツコイっちゅうねん。
フリーはちょっとねー。ジャンプとか失敗しちゃったからねー。
彼らが失敗するのは、慎重に行きすぎている時というか、気を使い過ぎている時な気がする。
高橋成美は、ポンと放り投げても猫のようにスタッと降り立ちそうな気がするので、
トランは無造作に投げていいんだよ。(って、そんな簡単なものではないだろうが。)
女子フリーはやっぱりワグナーかねー。
彼女の力感溢れる演技には圧倒されるわ。……まさに肉食女子。
鈴木明子は、今までに見たことがないくらい余裕を持った演技だった気がする。
いい意味で「見せてあげる」という感じ。ノーミスでいけそうだったんだけどな。
だが、演技終了後の“ごめんなさい”は、村上佳菜子ともどもアスリートとして
情けなく感じるので止めて欲しい。
今回は、日本をフィーチャーした感が否めないかな……。
コストナーとパトリック・チャンが揃って低調だったせいもあるかもしれないけど。
まあ考えすぎかね。でも無意識にせよそういう思いがあったなら、
金メダルといっても浮かれてもいられないしねー。
みんながガツガツと狙い澄まして来る中での金メダルなら嬉しいけれども。
しかしシツコイようだが、どうしても言いたくなる。
オリンピックでほんとにやるの?国別対抗戦。
トップ選手の負担が過重になって、怪我が増えるだけじゃないのかなあ。
だって単純に考えて、オリンピックでの演技時間が倍になるってことだよね?
止めといた方がいいよ。ただでさえフィギュアスケートは体力と集中力の危ういバランスの上に
成り立っている競技なんだから。選手は個人戦に集中するだけで精一杯だろうに。
まあ団体戦を上手く調整に使う選手も出て来るとは思うけど、
単純に体力のハードルはものすごく上がってしまう。そこまで選手に試練を与える必要はないよ。
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