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フィギュアスケート GP中国大会 2011 女子シングル。

女子ショート。

いい演技だと思ったのは長洲未来のみ。いつもの元気さはやはりないが、
本人が「大人の女性」をテーマにしているそうだから。いや、でも元気な方がいいと思うけどなあ。
しかし前回カナダ大会とは打って変わって、落ちついた、充実感のある演技でした。

村上佳菜子は、あんなガチガチになってちゃ、そりゃ滑れんわ。
笑顔が全くないんだもの。やっぱり守るものが出来ちゃうと、それまでのように気楽にはいきませんな。
ソトニコワも前評判のわりにはいまいち。こっちも相当に硬くなっていたようだ。

イタリアのマルケイが良かった。表現力がある。もう少し上げたいところだ。
プログラムの面白さで言えば、ロシアのマカロワが一番な気がするけどジャンプ失敗だからね。
これがミスなく滑れていれば相当印象はいいだろうと思うのだが。

女子フリー。

マカロワにしてもマルケイにしても、プログラムや表現力はすごくいいと思うのになー。
彼女たちはジャンプが跳べなかった。
マカロワはまだいいけど、マルケイは年齢もあるので、残念なシーズンだとしかいいようがない。
もっといい状態で見たかったな。
マカロワのショッキングピンクの衣装とマリリン・モンローの曲がすごく合っていた。

ヒョウワは上手くなりそうだけどなー。まだ若いし。
ただ、世界の舞台で、という経験値はまだまだといったところ。
でも今後中国勢も出て来そうだ。

コストナーがほんと上手くなったよなー。
長い手足を持ちあぐねていた頃とか、ジャンプの不安定さとか、精神面のもろさとか、
今は昔ですなあ。ここまで来るとは思わなかった。美しい。長い手足が活きてる。

長洲未来は無難にまとめて来た印象で……やっぱりもっと躍動して欲しいぞ。
少し重く見えたし、スピードもなかったのではないか。
笑顔で滑れればそういう印象も薄れるんだろうけどなー。

ソトニコワはやっぱり前評判ほどは、という感じ。トゥクタミシェワの印象が強烈だったせいかもしれない。
こういう第一印象は後々まで響く。今後、公正に見ることが出来るかどうか。

村上佳菜子は、まあ今回は、といったところか。
フリーの方はなんぼか緊張は取れてたようだけど、笑顔がない状態ではなかなかね。
去年、演技直前に審査員と目が合ってコロコロ笑っていた子が
1年経つとこんなに多くのものを背負ってしまうんだなあと思うと、
……やはりアスリートって大変ですよね。

今シーズンは珍しく勤勉に、アメリカ大会・カナダ大会・中国大会と、テレビ中継を落とさず見てるが、
正直、一回に6、7時間見なきゃいけないので大変。
今度のNHK杯なんてエキシビション3時間あるので合計10時間ですよ!
まあ厭なら見なきゃいいだけなんだけども。

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