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フィギュアスケート GP中国大会 2011 男子シングル。

男子ショート。

中国大会は8人?少ないね。でも少ないので見るのが楽。

女子も含めて、総じて中国勢が堅実に滑っている。
プログラムの面白味とかは目下今ひとつだけど、勝ち方を知り始めたら強くなる国じゃないかな。

ユヅルが大人っぽくなっていた。最後のポーズを決めた時の表情なんか別人のようだった。
滑りも良かったよ。表現するものがあったと思う。
あとはフリーを滑り切れる体力がついているかどうか……。練習場所にも苦労したっていうしな。
滑りこみは足りているのか。

ガチンスキーという人はあまり印象にないが、高め安定といったところ。

そして今回、おお、と思ったのは織田信成。
どっちかというと好きな方じゃないんだけど、久々にあの柔らかいランディングを見て
うーむ、やはりきれい、と感じた。今回はずいぶんスゴイ衣装を着ているが、
カラダがけっこうしっかりしてきたかね。バランスが良く見える。
地道というか、堅実な印象のプログラムが好印象。

男子フリー。

ずっと長い間、“もし体力お化けみたいな人がいて、必要要素以外はひたすらジャンプを
跳び続けていたらどうなるんだろう”という疑問を持っていた。その一種の答えが今回の宋楠。
なるほど、やっぱり技術点はがっつり出るんだなあ。
プログラム自体にはそう面白味がなかったが、ジャンプをがんがん跳んできたせいで、
フリーはダントツの1位ですよ。完成度という意味では決して高くないにも関わらず。
他がジャンプを失敗してるだけに強かったな。

織田信成はショートと同様に堅実なプログラム。
ただやっぱり大人しいかな。怪我明けということを考えると、さもありなん、という感じ。

ユヅルが4位に落ちたので、フリーはメタメタに崩れたのかと思いきや、
中盤のジャンプ2つが失敗しただけで、最後まで何とか形に持って来られてるやん!
これは長足の進歩だ。去年までは後半はバテバテでしたから。
最後のストレートラインステップも、体力あとちょっと。筋トレ筋トレ。
最初の方のジャンプなんて堂々としてましたよ!これなら心配ない。今後も期待出来る。

だって、1位から4位までたった2点差内ですよ。
……ってことはつまりさー、ユヅルに転倒がなかったら、2点減点がなかったら、
金メダルだったってことじゃないですか!!あー、勿体ないなー。
いや、まあ、今度がんばってくれ。

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