2011-08-04

◇読んだ本の感想。

◇ ボリス・ヴィアン「うたかたの日々」

この甘さは飾り砂糖かな。軽やかさを例えるならば、木琴か鉄琴のあのコロコロとした音か。きらきらと転がるようなこの話は、色鮮やかなビー玉か。いや、ビー玉よりももっとはかなく、そうか、うん、シャボン玉。……と思ってよく見てみれば、タイトルが「うた...