2011-06-24

◇読んだ本の感想。

◇ 恒川光太郎「雷の季節の終わりに」

この作品を読みながら、ものすごく思い出していた書き手がいた。三崎亜記。「となり町戦争」の人。という方が一般的には通りがいいだろうが、わたしにとっては「失われた町」の方が印象が強い。彼と彼女は、言わば書き手としての兄妹(姉弟)。―――――――...