自分のメモ代わりにちょこっと。
「欧州 美の浪漫紀行」という番組は、――番組自体はもう一歩面白く作って欲しい気はするのだが、
取り上げるテーマがけっこうそそるのでわりあい見ている。興味がある回だけ。
だが興味があるということは、つまりある程度知っている内容だから、
ますますもう一歩踏み込んで作れといいたくなるわけで……
ところで今回はデンマーク美術のスケーエン派についてだった。
これは今まで全く知らない。聞いたこともなかった。
デンマークにはスケーエン派といわれる一派があり……傾向的にはフランス印象主義の影響を
うけているらしい。イメージは印象派+地域的活動という意味でバルビゾン派な感じですかね。
オンラインで調べてもさっぱりこれという情報に行きあたらないくらい、
日本ではマイナーなようだ。
この派の代表者として、ペデル・セベリン・クロイアという画家がおり、
この人の――「夏の夕時」。これが良かったですね。
リンクは模写らしいんだけども……模写を見て良さを感じてくれというのも嫌な話で、
海の色もテレビで見た限りではもっと微妙な、くすんだ青だった気がするが。
モデルは奥さんだそうだ。美人だ。だが結果として奥さんは愛人をつくって、
画家とは離婚してしまうそうなんだけどね。
なんかこの辺のことが知りたくなったなー。画集や関連本の1冊や2冊あるでしょうかねえ。
印象派が大好きな日本人なら、この辺りの絵も必ず好きだと思うんだけど。
でも日本ではデンマークなんてマイナーですからね。
マイナーな存在についての出版物というのは、驚くくらい少なかったりするんだ。
以前にペトラについて読みたかった時も、これというほどの本がなくて。
パルミラについても1冊概説本をがつっと読みたいんだけど、これがまた……。
デンマークといえば。
ハムレット。クロンボー城だっけか?
アンデルセン。人魚姫の像。
わたしにとってはアイザック・ディネーセン。
――これだけだな、正直、思い出せるのは。
わたしは平均的日本人よりはヨーロッパ好きで、それなりに本を読むし、
デンマークという国自体の名前を聞かないわけではないのに、
実際知っていることといえばこの3点しかないというのは、……何とも情けないことよ。
あ、忘れちゃいけない、ロイヤルコペンハーゲン。好きだ。
宝くじで3億円が当たったらセットで揃えよう。
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