2010-11

◆美しいもの。

◆ トルチェッロ島のサンタマリア・アッスンタ教会。

モザイクの美しさを、多少は知っているつもりでいた。博物館で見たカルタゴやポンペイのモザイクは見事だったし、フィレンツェ名物の貴石モザイクは、一瞬その職人になる夢を見たほど。本やテレビでなら、もちろん世界各地の色々なモザイクも見ている。ヴェネ...
テレビで見た映画。

< ロビン・フッド >

基本的にコスチューム物は好きなのだが、押し並べてどうも話が適当すぎる。今回もケイト・ブランシェットが出ることにかなり食指が動きつつも、劇場にまで行くほどのモチベーションはなかった。そういうのをたまたま見れると嬉しい。予想通り、やはり話が大雑...
◇読んだ本の感想。

◇ カズオ・イシグロ「わたしたちが孤児だったころ」

この話、結末はもしかして夢落ちで終わるのでは?と思いながら読んでいた。だって話が不自然だよね。なんで主人公が探偵なのか。探偵が出てくるような話ではないはずだが。なんで20年も経ってから行方不明の両親を探す?そしてなぜ生きていると思える?主人...
◇読んだ本の感想。

◇ 塩野七生「海の都の物語 下」

上巻巻末の高坂正尭という人の解説によれば、上巻はヴェネツィアの「成功の物語」、下巻は「輝かしき苦闘の物語」らしい。たしかに下巻は上巻に比べて出来事を書く割合が減り、状況の説明が増える。その社会の活きの良さは物事がいかに躍動するかによる。つま...
◇読んだ本の感想。

◇ 塩野七生「海の都の物語 上」

ひと頃は塩野七生を追っかけていたので、「ローマ人の物語」以前の文庫本はおそらくほとんど持っている。これも我が蔵書。何年ぶりかで読み返した。……しかしその前に「ローマ人の物語」についてモンクを言っときたい。前にも言った気がするけど。なぜ文庫版...
ヤクルトスワローズ

宮出選手!!

スワローズ復帰おめでと~~~\(^o^)/!!……いかん、メールのノリだ(^_^;)。でもスワファンも喜んでいると思いますよ。宮出選手、好かれていたもの。これからもがんばってね。応援してるからね。しかしこうなってみると、楽天での2年間は一体...
◇読んだ本の感想。

◇ 和田忠彦「ヴェネツィア 水の夢」

著者はイタリア文学者。訳書も多い。イタロ・カルヴィーノの「パロマー」もこの人か。あんまり覚えてないけども。この本は、過去関わりのあったイタリアの作家・詩人たちを中心に描いたエッセイ。衒いを感じるが好きだ。好きだが衒いを感じる。――どちらなの...
◇読んだ本の感想。

◇ スティーブン・ジェイ・グールド「パンダの親指」上下

池澤推薦。曰く「生物学の本を読むならまずグールド」。……無理だと思うんだけどな、わたしは。これを“まず”として、いわば入門書として推薦するのは。グールド1冊目として「嵐のなかのハリネズミ」を読んだ。――衝撃的にわからない。これだけわからない...
東北楽天ゴールデンイーグルス。

またまた行ってきた。

性懲りもなく、また行って来た。秋季キャンプ、見学3回目。昨日から星野監督が合流したらしい。テレビや新聞では盛んに煽っているが……まあでも雰囲気が変わったのは事実らしいから、どんな風に変わったのか見に行った。うーん、やっぱり変わった感じはする...
◇読んだ本の感想。

◇ ヘミングウェイ「日はまた昇る」

読み始めて、内容とは関係ないところで驚いた。新潮文庫、いつの間にこんなに活字をでかくしたんだ、と。新潮文庫と言えば岩波の次くらいに活字が小さいイメージがあったのに。わたしは大きめの活字が好きなので嬉しい。……もっとも、新潮文庫のラインナップ...