2009-07

◇読んだ本の感想。

◇ 篠田達明「烏鷺寺異聞」

読み終わってものすごく疑問。……著者は何が書きたくて、誰に読んで欲しくてこの本を書いたのだ?烏鷺寺異聞―式部少納言碁盤勝負posted with amazlet at 09.07.26篠田 達明 徳間書店 売り上げランキング: 611184...
◇読んだ本の感想。

◇ 西村公朝「よくわかる仏像の見方 大和路の仏たち」(アートセレクション)その2。

よくわかる仏像の見方―大和路の仏たち (アートセレクション)posted with amazlet at 09.07.23西村 公朝 小学館 売り上げランキング: 300024Amazon.co.jp で詳細を見るこの本で出会ったブツで気に...
◇読んだ本の感想。

◇ 西村公朝「よくわかる仏像の見方 大和路の仏たち」(アートセレクション)その1。

私事だが……知人が四方山話の中で、「仏像」という言葉に反応した。「なに?仏像好きなの?」と尋ねると、「癒されたいの」との事。「じゃあ何かみつくろって持って来る」と言ったはいいものの、家に帰って蔵書を見ると、意外に写真主体の仏像の本がない。と...
◇読んだ本の感想。

◇ 古川日出男「サウンドトラック」

うーん。これなあ……。パワフルさはある。書き手の技術も感じる。目新しさという意味では面白い。個々で評価する点はわりあいあるが、一本の小説としては、うーむむむむむむ、……ダメ、だなあ。読み始める前は、厚いし二段組だし、読むのがどうも気が重い、...
東北楽天ゴールデンイーグルス。

無欲の引き分け。

最近、観戦惨敗率が悲惨なことになっているので、今回は事前に心を決めて行った。「多くは望まない。惨敗でさえなければ」その無欲さを神が嘉し給うたのか、今回は引き分けでした。へー、今期初の引き分けだったんだ。いやでもまあ、3点差を追いついて引き分...
◇読んだ本の感想。

◇ ヴァージニア・ソレンセン「メープルヒルの奇跡」

ヨンデモ本。ファンタジー……なんだろうか。ある意味ファンタジーだろうな。物語としての厚みはかなり違うけど、「赤毛のアン」を思い出していた。どこか重なる部分がある。本作は、タイトルからして教訓がたっぷり盛り込まれていそうで、正直腰がひけていた...
◇読んだ本の感想。

◇ 春江一也「プラハの春」

著者は現役?の外交官。あ、Wikiでチェックしたら、もう退官しているようだね。「プラハの春」がデビュー作らしい。なので、あんまりあげつらうのもキビシイかとは思うが……プラハの春当時、現地で見ていたというのはたしかに強みだと思うよ。それを書き...
ドラマ。

< カイドク 都市伝説の暗号ミステリー >(ドラマ視聴)

こないだの単発1時間半ドラマ。言及するほどの価値があるかどうか悩むほどヘタレなので、どうしようかと思ったが、個人的にネタもない折柄であるとともに、何だか続編作る気マンマンと見受けられたので、とりあえずしょもないもんを作るなっ!と言っておく。...
◆美しいもの。

◆ 古代カルタゴとローマ展 ~きらめく地中海文明の至宝~

いや、堪能しました。前回のエキシビがダメダメだったので、今回こそは!と思って行ったが、期待よりさらに上をいっていた(!)ので嬉しかった。ありがとう。関係者の方々。エキシビの前半で目を惹いたのは奉納石碑。見ている間はてっきり墓碑だと思いこんで...
◇読んだ本の感想。

◇ 戸板康二「ちょっといい話」

ヨンデモ本。これの前に「目黒の狂女」「団十郎切腹事件」を読んだ。そちらはミステリ短編集。中村雅楽という大物歌舞伎役者を探偵役にしていて、なかなか面白い。50年くらい昔に書かれたものなので、あっと驚く大トリックという感じではないが、当時のノス...