2009-05

◇読んだ本の感想。

◇ 田中充子「プラハを歩く」

最近この人の著作を3冊読んだ。……だが、どうも読んでいてイライラする。1冊目に読んだのは「プラハ 建築の森」という本。プラハ建築の森posted with amazlet at 09.05.22田中 充子 学芸出版社 売り上げランキング: ...
◇読んだ本の感想。

◇ 藤森照信他「奇想遺産 世界のふしぎ建築物語」

藤森さんが書いた記事数は少ないので、藤森照信他と記載すると文句が出るかもしれない。前書きは松葉一清という人が書いており、著者連名の5人の中で最初に名が挙がるのは鈴木博之という人。でもまあわたしは藤森さんがゆえにこの本を読んだので。面白かった...
◇読んだ本の感想。

◇ 「八木幹夫詩集」(思潮社現代詩文庫176)

本を読む人には実生活上もちらほら会うが、その中で詩を話題にする人はほぼ皆無だ。長い人生の中で、わたしの周囲で詩について口にした人と言えば、与謝野晶子を愛し、わたしに時実新子を教えてくれた知人A。(詩じゃないけど、短歌・川柳はもっと稀少)大学...
◇読んだ本の感想。

◇ 古川日出男「ベルカ、吠えないのか?」

この本を読んだのは、以下の記事を読んだからなのだが。しかし読了してから読み返すと、この記事はものすごくまわりくどくしか語っていない。なんでコレで読もうと思ったのか、今となっては不思議だよ。いやでもこれは……どんな小説か簡単に表すのがすごく難...
テレビで見た映画。

< 容疑者Xの献身 >(DVD視聴)

原作は以前読んだ。細かいことは忘れたが面白かった記憶がある。「ガリレオ」のドラマは半分くらい見たかな?それとも一応全部見ただろうか。初回は良かったけれど、だんだん「はあ……」と言いたくなる出来のものが増え。……最終回があまりにもヘタレであっ...
◇読んだ本の感想。

◇ 宮尾登美子「クレオパトラ」(上下)

これはヒドイなあ……。これが新刊で出た頃、本屋に平積みで並んでいたのを見て、「へえ、珍しいもんを書いたな」とちょっと面白く思った。宮尾登美子と言えば、「苦難に耐え、やがて花を咲かせる日本のおんな」を書く作家。そんな彼女がクレオパトラか。ここ...
東北楽天ゴールデンイーグルス。

厳寒。

気温的にも試合内容も、厳寒でした。冷蔵庫の中にいるよう。5月でこの気温は許されるものなのか。そして1ヶ月ぶりに見に行った試合で、7-0のボロ負けというのは許されることなのか。嶋捕手、2点も暴投で献上しちゃあかん。投手もだけど。怪我人がぼろぼ...
◇読んだ本の感想。

◇ 千足伸行「ミュシャ 生涯と作品」(もっと知りたいシリーズ)

世にビジュアル本は色々あり、大抵はそこそこ楽しめる作りになっているが、この本は「お、いいじゃん」というレベルまで持って来ていると思う。まずB5判っていうところが良い。大抵のビジュアル本は、昔のとんぼの本(あの判型は何と呼ぶのだろう?)の大き...
☆映画館で見た映画。

< 重力ピエロ >

役者はみんな良かった。主役級はもちろんだし、兄弟の子役は外見も演技も含めて非常に良いキャスティング。渡部篤郎は、どうしようもないほど憎たらしくて気持ち悪かったんだから、やっぱり上手かったんだろう。撮り方は、好きというわけじゃないけど、ちゃん...
◇読んだ本の感想。

◇ 梨木香歩「からくりからくさ」

正直、1冊の本に要素を詰め込みすぎ。染色関連の書き方は少々付け焼刃と感じたし、クルド人までは持って来なくて良かったと思うなあ。あとラストがけっこうランボー。そこまではしなくてもいい。そこまでして欲しくない。というようなことは思うが、物語書き...