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2008-2009シーズン、最終観戦。

今日の観戦で89ersは今期最後。

ありがとう。
今期の最終観戦で、またまたこんないい試合を見せてくれて。
前回の奇跡の試合を見て、もうこんな試合は見ることはないだろうと思ったが、
今日の試合もハラハラ度合では勝るとも劣らぬ。

もう、疲れますよ。
前半は3点シュートが鬼のように決まって、一時は最大15点リードだったのに、
第4クオーターの残り3分で同点に。
なんだか第4クオーターはめためたと崩れて行った印象で、パス回しには余裕ないわ、
パスを変な風に投げてターンオーバーされまくるわ、シュートは途端に入らなくなるわ、
もうドタバタでしたがな。

残り24秒でウェブがシュートを決めて、1点リード。
前回の経験がなければ「あと24秒この1点を守れ!」と思うところだが、バスケットは
そういうスポーツではないのだ。この後、一秒毎に

   誰がリバウンドを取るのか。
   誰がファウルをするのか。

それで全く事態が変わってしまう。詰将棋並みの(しかし非常に流動的な)組立てが
必要なスポーツだと今はもうわかっている。

今回の「運命のプレー」は多分、残り15秒の時点でセントプルーがリバウンドを
取った事だと思う。ボールを持てば攻められる。攻めて上手く相手のファウルを誘えば
フリースローが得られる。
これが相手のボールになっていたら、ファウル→フリースローの流れはおそらく相手のものだった。

残り6秒、ペッパーズがフリースローの1本目を成功させる。
96-94。2点差。ここで一応、勝ったと思った。
いくらなんでも6秒でコートの反対側まで運ぶことは無理だろう。
でも、ペッパーズがフリースローの2本目を外し、しかもそのこぼれ球を自分でリバウンド取って
2点シュートを決めたことで、勝利が決定的になった。
飛び上がる黄色いブースターたち。98-94で89ers勝利。

もしかして、2本目を外したのはわざとということも有り得るか。
2本とも沈めていたら97-94。しかしボールは相手のものになる。
残り6秒で相手がエンドラインからすばやくゴール下まで遠投し、
そこから3点シュートを決める確率は決して高くはないけれど、
あるいは有り得ることだったかもしれない。
それよりはリバウンドでボールを取り合う方が時間が使えると計算したか。
もしそこまで考えたのだとしたら、……バスケットってほんとに詰将棋のよう。

ただね。実は今回の試合は、審判に左右された結末だったかな、という気がしないでもない。
やたらとファウルをとる審判だった。
わたしはファウルが妥当かどうか判断できるほどバスケットを知っているわけではないが、
前半はブースターがブーイングをするほど89ersがファウルを取られ、
残り5分くらいでは相手がより多くのファウルをとられているように感じた。
双方とも、選手もヘッドコーチも切れまくり。
前半ですでにチームファウル、どちらも5個超えたんだもの。

審判が不満だと、試合が途端に面白くなくなるよ。ぶつぶつ流れを切っているわけだから。
客の入りにも影響するんだから、いい加減にしてくれ!とわたしは観戦しながら思っていた。

しかしほんと、いい試合をするようになりましたねえ。
シーズン前半、「これで1回でも勝ってるのが不思議だわ」というような不細工な試合を
していたチームとは思えない。
ロドニー・ウェブとジョシュ・ペッパーズの加入、セントプルーの怪我からの復帰は
大きかっただろうが、連携の練習もちゃんとしたんだろうな、というのが
今回と前回の試合で見えたよ。「上手い!」と叫んだアシストが何回かあったもの。
(その反面危なすぎるパス回しも増えたわけだが……)

炎さん。お手柄。お疲れさまでした。……まだシーズンは続くのだが、
何しろ自分がもう観戦出来ないのですっかり終わるつもりになっている(^_^;)。
でも明日の分は夜中に録画で放送するらしいから嬉しい。録画しよう。
あ、それから4月15日、公開練習なんですってね。それも行ってみようと思う。

他のチームがどういう風にしているのかはわからないけど、89ersは勝つと、
選手がブースターとハイタッチをしていってくれるのが好き。
わたしは2階の自由席からそれを見ているのだが、ブースターも選手も嬉しそうで良い感じ。
選手も疲れているだろうに、とても丁寧に応対している。心温まる光景だ。
プレーオフでも頑張ってほしいな。せめて地上波デジタルで放送してくれると嬉しいが……

明日もがんばれ。

※※※※※※※※※※※※

プロ野球、始まりました。

4月3日、岩隈VSダルビッシュの開幕戦。
どういう試合になることかと思ったが、1回の表にたたみかけるように3点を取った時は
「そんな効率のいい得点は楽天じゃない!」と叫んだ。しかもダルビッシュ相手に。
……まあ後半はいつもの楽天だったというか、ダルビッシュが持ち直して無得点だったけどさ。
初回の3点を中継ぎが守りきって勝利。……うれしー。

岩隈投手が6回降板だったから、何かが起こったんじゃないかと心配だったが、
疲れと風邪があったので、体力温存したらしい。あー、良かった。

やっぱり守備がいいってのはいいですねえ。3日の試合はサードに中村ノリ、セカンド小坂。
高須も守備上手いから、セカンドの部分では明らかにというほどの差ではないが、
……サードの守備力は上がりました。多分250%(昨年比)くらい。
そうか、サードの守備がいいと、併殺もたくさんとれるのか……。
併殺って楽天のお家芸だと思っていたよ。正直、相手チームの方が併殺が多い試合って、
去年までほとんどなかったのではないか。実際の数字は知らんけど、イメージでは。

中継ぎに不安を感じているので、昨日の試合、しっかり抑えてくれてほっとした。
少なくとも今期中、中継ぎ~抑えを安心してみていられることはないんだろうな……
せっかく外国人を取って来て、これで積年の課題が解決か?と思ったのもつかの間、
あまり大したことない投手らしいし。
やっぱり野村さんのやりくりでこの一年も乗り切ることになるんでしょうかねえ。

4月4日は前日に輪をかけて心臓に負担がかかる試合展開。

あれよという間に5点をとって、もしかして勝てるのか?と思った矢先に長谷部連続失点。
……セイフティリードなど楽天にはない、ということをすっかり忘れていました。
最終的には6-5で辛くも逃げきったわけだが、9回ラストバッター・スレッジの
レフトスタンドポール際への特大ファールには……血が凍った。
去年の開幕戦が走馬灯のように頭を過ぎった。
寿命が縮むから止めて下さい。

でもまあ何とか球団史上初の開幕2連勝ゲット。何と楽天が単独首位ですぞ!
……この幸せがいつまで続くもんかはわからないが、ヨロコビを噛みしめましょう。
噛みしめられるうちに。

今日は高須も宮出もスタメンで良かったー。
宮出、初ヒット、初打点、初盗塁も良かったー。……レフト守備はちょっと不安だったが。
リックが肩を痛めたらしいんだよね。大丈夫かな。でもリックが欠場となると、
宮出に出番が来るかもしれないんだから、レフト守備も出来るように宮出には頑張ってほしい。

高須は打撃絶好調。……そのわりには定位置に打球がいって、ヒットになってなかったんだけど。
3度目の正直でようやくタイムリー。走塁も見事だった。
小坂も好きだが高須も好きだ。渡辺直人も好きだ。みんな出てほしいくらいだ。
でも日替わりでやりくり、あるいは守備固めが出来るのは、やはり進歩だよね。
うまく回せれば夢が広がる。

あ、忘れていたが、嶋も今期初スタメンでした(^_^;)。
いきなり2塁打かなんか打ってたし、ほんとに打撃が良くなったのかなー。今後が楽しみだ。
山崎武司にタイムリーが欲しいところですな。元々チャンスに強いバッターかというと、
そんな気もしないんだけど……

今日は、午後は楽天の試合のためにネットにかじりついて一喜一憂し、
夜は89ersに行って夢中で応援して来たんだから、ほんと疲れた。
これからまたこのハラハラが始まるのかと思うと、……開幕は嬉しいんだけど、先が思いやられる。

ま、応援疲れもいいんじゃないでしょうか。
応援するって楽しいもんね。

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