ヨンデモ本のご紹介。
どっぷり藤森ワールドに浸かったわたしのようなのには少々物足りないが、
初藤森としてはなかなかいい本。
初出が「ゆりかもめ」なので一章が短いし。(と言いつつ「ゆりかもめ」って何?
市政だよりのようなものではないかと想像するが。)
巷でウワサの?建築探偵という言葉をかじってみたい向きには最適。
いいんじゃないですか、こういうところから建築の森に足を踏み入れてみるのも。
写真が1枚しかついてないのは、かなりの弱点。しかも白黒だし。
文中で言及されているものの写真がないのはストレスだよなー。
そこまで言うならその写真も載せろよ!
でも仕方がないでしょう。スペースの都合上、一記事に写真は一枚と決まっていたはずだ。
(本にする段階で増やせ!と要望したいが)
東京在住の人なら、この本を片手に散策するのも楽しそうだ。
あとがきによれば、この本に載せられた建築のうち、
残っているのはかなり少なくなってしまったそうですけど……。
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完本・建築探偵日記藤森 照信王国社このアイテムの詳細を見る |
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