2008-10-06

◇読んだ本の感想。

◇ 市口桂子「ローマ・ミステリーガイド」

シュミに走りすぎる著作は嫌いだ。作者が舌なめずりをしながら書いたように感じて気持ち悪い。もちろん書く人は好きなものを書くのが基本だが、そこに陶酔が交るとその陶酔に同化出来ないわたしは冷めてしまう。書くなら、対象をある程度突き放して見ることが...