2008-08

☆映画館で見た映画。

< ダークナイト >

(ストーリーの内容に触れています。見る予定の方は読まないように。また「ダークナイト」を見る前に、前作の「ビギンズ」を見ておいた方が絶対いいと思います。)本来こういう系統にはあまり興味がないはずなのだが、前作の「バットマン ビギンズ」をかろう...
◇読んだ本の感想。

◇ 佐藤多佳子「黄色い目の魚」

佐藤多佳子作品は「しゃべれども しゃべれども」「神様がくれた指」に続いて3作品目。どれも面白かった。読んでいて思うのは、「この人は特殊な職業を書くなあ」ということ。「しゃべれども しゃべれども」は落語家の話。元プロ野球選手も出てくる。「神様...
◇読んだ本の感想。

◇ ドストエフスキー「罪と罰 河出世界文学全集 12」

いや、うっとうしい話でした。主人公のいきあたりばったり感に、読みながら腹が立った。仮にも人を殺そうというのなら、もっと腹を据えてかかれと!非常に利己的に殺しておきながら一体何を惑乱しているのだ!完璧に隠し通すくらいの覚悟がなければ、計画殺人...
東北楽天ゴールデンイーグルス。

2軍観戦。

8月18日、どうしようかなーと思ったけど、2軍の観戦に行って来た。今年はなかなか予定が合わず、1軍戦もまだ5回くらいしか行っていないし、今回の場所はKスタで行きやすいし、……今の2軍なら嶋がいる。と、そういう理由。ピッチャーが一場だったんだ...
◇読んだ本の感想。

◇ 帚木蓬生「聖灰の暗号」

このタイトルを見て、「ダ・ヴィンチ・コード」を連想し、「(売れ行きでは)後輩に負けちゃったねー」と思ったのだが発行日付を見ると、こちらの方が後ではないですか。うーん。「ダ・ヴィンチ・コード」にのっかって仕事をするようなセコイ作家ではないと思...
◇読んだ本の感想。

◇ 藤森照信「家をつくることは快楽である」

面白かった。だがどこがどう面白かったか、かっちり言及する気にはなれない。なぜなら、この本自体「とりあえず未収録のものをあちこちから集めて一冊にしたよ」というようなとりとめない本だから。しかしそのとりとめなさがなかなかいい味を出している。とい...
◇読んだ本の感想。

◇ ホセ・カルロス・ソモサ「ZigZag 上下」

前に読んだこの人の作品「イデアの洞窟」もそうなんだけど、実は読む前はあんまり面白そうなニオイがしないんだよね。タイトルのせいかな。読んで「ありゃ、けっこう面白いじゃん」というのが前回と今回、共通の読後感。前回はメタミステリ、今回はSFでした...
東北楽天ゴールデンイーグルス。

2ヶ月ぶりの観戦だっていうのに!

8月5日、2ヶ月ぶりの観戦に行って来ました。なんだか情けない試合でしたねえ。ホセのツーランホームランは良かったけれども……それだけ、というか。とにかくエラーの多さを何とかしろと!わたしはエラーを見に行ってるわけじゃないんだぞ!エラーから崩れ...
◇読んだ本の感想。

◇ 河出世界文学全集 5 ポー「黒猫 モルグ街の殺人他」ホーソーン「緋文字」

ミステリ好きなのに、ポーの作品を読んでない!とある日突然気づいたので読んでみた。どうしても全集を読むと、時系列に並べられているような気がしてしまって。ついつい初期はゴシックホラー、それからミステリへ“進化”し最初の推理作家になった、という単...
◆美しいもの。

藤森照信+竹内昌義+馬場正尊が語る東北の未来の建築「東北R計画」

7月27日に仙台メディアテークで行われたシンポジウムを聴いて来た。聴講無料。面白かった――が、シンポジウムにありがちであることに、テーマが拡散しているので言葉を変えていえばグダグダ。個々にはだいぶ面白いことも言っているんだけど、出席者が十分...