2008-06

◆美しいもの。

◆ ポセイドン像。

実際に見れば多くの人が「ああ、あれ」と思う、有名なポセイドン像。アテネ国立考古学博物館の展示室、それが見えた時にわたしの頭に過ぎったのもそうだった。手が惰性でカメラのシャッターを切る。気合の入っていない証拠に、その時撮った写真はかすかに傾い...
◇読んだ本の感想。

◇ 嬉しい!!

大変嬉しいことがありました。何と、辻邦生「春の戴冠」が文庫化!おそらくないだろうと諦めていたのに!でかしたぞ、中公文庫!1冊1000円で、文庫として個人的には許せない値段だが、今回に限ってはどうでもいい!どうもありがとう!新聞で文庫化したと...
☆映画館で見た映画。

< ザ・マジックアワー >

いや、無理ですから絶対に!!もー、始まって半分くらいまでは画面を正視出来なかった。わたしは爆弾がいつ爆発するかという類のハラハラと、主人公が恥ずかしい行動をするハラハラがものすごく苦手なんだ!!前回の「THE有頂天ホテル」は後者だったが……...
テレビで見た映画。

< 相棒 劇場版 絶体絶命42.195km 東京ビックシティマラソン >(機中視聴)

ドラマ由来の劇場版としては、なかなか詰まっていて面白かったと思う。……どうもドラマ全般に偏見があるために、いやみな言い方になってしまうな。相棒のドラマが面白いというのは小耳に挟んでいたが、しかし今さら見始めるのも億劫。まあそれでも、ってこと...
テレビで見た映画。

< ナルニア国物語 第1章 ライオンと魔女 >(テレビ視聴)

これは映画館には見に行かなかった。ナルニアはそもそも原作を読んでいない。すっかり大人になってから、読もうかと思って手に取ったことはあったのだが、大人が読むにはちとツライ雰囲気があってやめてしまった。やはりそれを読むにふさわしい年齢ってあるよ...
◇読んだ本の感想。

◇ ホセ・カルロス・ソモサ「イデアの洞窟」

だからメタ・フィクションなんて嫌いなんだーっ!!……と叫ぶことになるかと思いながら読んだら、なかなか面白かった。空腹は最良のソース、という言い方と同じ意味で、物事を楽しむためには「期待をしない」というのが最良の方法なのだろうか。それもつまん...
◇読んだ本の感想。

◇ ニコス・カザンザキス「その男ゾルバ」

語感は大事だ。早い話、このタイトルでは、わたしの食指は動かない。ぱっと見、どうしても「スパイ・ゾルゲ」を思い出して、ハードボイルド系か?との連想が働く。まあ、この機会に読みましたけどね。最初は読む予定はなかったんだけれども、「その男ゾルバ」...
◇読んだ本の感想。

◇ 山本兼一「火天の城」

名前を聞いたことのない作家だったし、タイトルも暑っ苦しい感じだったので、信長が前面に出された紹介文だったらリストに入れなかっただろう。信長という人物自体はどちらかといえば好きなんだけど、小説で描かれる信長は、もう相当に手垢がついてしまってい...