不特定多数を相手にする仕事って、けっこう簡単にルーティン化してしまいますから、
彼らにとっては、一般視聴者なんてかぼちゃみたいなもんでしょう。
古田さんにも、てきとーに喋って、てきとーに時間を埋めてくれればいいと思っているだけで、
彼ら自身、古田さんに何を求めているかなんて意識したことないと思いますよ。
……わたしのマスメディアへの不信は根深い。が、根拠なく他人をけなしてはいけませんな。
良い方向へ考えれば、いい加減というよりも古田さんに遠慮したのかもしれない。
20歳そこそこのぽっと出の初中継なら一言二言アドバイスもするんでしょうが、
古田さんは、第一次功成り遂げた人ですからね。喋りにも実績あるし、
「中継スタイルを指図するなんて差し出がましい」と感じたのかも。(と、フォローをしておこう)
今回のお題は「自分らしさ」ですね。
……とゆーても、自分らしさの定義は出来ないものだと思っておりますが……
「自分は○○だ」……これは言葉では言えないでしょう。
一人の人間は、存在しているだけで呆れるほどにオリジナルです。言葉で表現するのは無理。
言葉で言えることは「俺は俺だ」しかない。そして、それをどの程度確信をもって言えるか。
それが大事だと思います。
わたしはけっこう「わたしはわたしだ」と言えますけどね。
……そこには「わたしはわたしでしかない」という諦めも多分に含まれますが。
自分らしさに必要以上に拘ると、そこで成長が止まってしまうという落とし穴があります。
現にわたしはかなり拘っているので、現在人間が非常に小さくなっております。うーむ。
ちなみに、自分らしさを考える場合、主体を混同しないように。
「自分」と「他者から見た自分」。これはイコールではありえないし、同じにする必要は全くない。
ついうっかりと同一視してしまうと非常に面倒なことになります。無理が生じるんですよね。
他者からのイメージをリサーチすることは商業戦略的に大切ですが、
それと「自分」との混同に注意。古田さんはオトナだろうから大丈夫だと思うけど。
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プロ野球スポーツフェスティバルを見ました。
スワの選手はかなり映っていた方じゃないかと思います。3人とも、それなりに見せ場がありましたね。
石川投手は打たれてたけど(^_^;)。でもあの企画は打たせてあげてなんぼだしなー。
宮本選手の場外逃亡は笑った。でもMVPか?と言えば疑問。花を持たせたか?
青木選手は普通に活躍してました。やはり馬跳びはスワの伝統。
楽天は、田中のまーくんはえこひいき的に取り上げられていたけれど、3人目の草野選手なんて、
ほとんど全く出てこない。画面にさえ映らない。あれはひどいよ。
内容も、芸人のどっきり企画とかつまらないので止めて欲しい。
以前のチーム対抗の真面目な運動会が面白かったのにな。怪我するとまずいから
ガチの勝負が難しいというのなら、東京フレンドパークくらいのユルい種目でもいいのに。
せっかくプロ野球選手を集めて、それなりのギャラを払って年に1回の2時間番組を作るのなら、
もう少し面白く出来そうなもんだが。
ああいう番組は、出演者がちゃんと楽しく参加出来てこそ、番組を見た人が面白く感じるのだと思う。
いつも書いていることだけど、頑張ってくださいよ、企画責任者の方。
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