2007-07

◇読んだ本の感想。

◇ ラスキン「建築の七燈」(ただし40ページまで)

初めの数行で、まずつまづく。   本書は、私が今まで出版した書物の中で最も無駄になってしまったものだと思い、   私は再版しようとは思っていなかった。(中略)   しかし、多くの人々が、今なお本書を愛読していることや、本書のどの部分が自分た...
◇読んだ本の感想。

◇ 辻邦生「フーシェ革命暦 1 2」

この人って……ほんと、相変わらずだよ。相変わらず長書き。「自分にとって面白い作品」という存在はかなりある。愛せる作品もまあそこそこある。が、作者にまで愛着を持てるということはあまりないことだ。個人的にお話をしてみたい作家なんて、ほんとに数え...
◇読んだ本の感想。

◇ ロレンス・ダレル「アレキサンドリア四重奏」

「ジュスティーヌ」「バルタザール」「マウントオリーヴ」「クレア」の4部作。(この4作が「アレキサンドリア四重奏」あるいは「アレキサンドリアカルテット」と呼ばれるのだと確認するまで少々手間がかかった)恩田陸が、とある場所で褒めていたので読んで...
◇読んだ本の感想。

◇ 高野史緒「ムジカ・マキーナ」

なかなか凝った衣装をまとったエンタメなのか、あるいは捻らない作りの非エンタメなのか、読み始めはちょっと迷った。前者ですな。濃い系文章を取っ払えば、ストーリーは元気に飛び跳ねて、サービス精神旺盛だもの。佐藤亜紀のデビュー作を読んだ時にも思った...
東北楽天ゴールデンイーグルス。

霧雨の観戦でも、勝てば楽しいのさっ。

霧雨が降っていたけれど、観戦に行きました。今日行かないともう7月は行けないので。勝って嬉しいなー。前回ほど極上すっきり!の試合展開ではなかったけど、なかなか見てて気分のいい試合。「まず駄目だろう」と個人的には予想していたドミンゴ投手が、一応...
◇読んだ本の感想。

夢枕獏「神々の山嶺」

これが駄目だったら夢枕獏を見捨てようと思っていたのだが、これは良かった。少し持ち直し。北上次郎という書評家がえらく褒めていたので、おっかなびっくり読んでみた。別にそうびくびくしなくても良いとは思うが、「世に面白いと思える本は、実は自分の想定...
東北楽天ゴールデンイーグルス。

驚天動地。

ええええええ!?スワのものすごい勝ちをテレビ観戦で堪能し、シアワセいっぱいでパソをつけたら、とっくに勝負がついていると確信していた楽天―ソフトバンク戦。まだやってる。え?追いついたの?あれ?……えええええっ!?楽天、リードしてる?2-6にな...
東北楽天ゴールデンイーグルス。

どっちも勝ち!

嬉しいなああああ(^o^)。今日は久々スワをテレビ観戦(消音)&楽天をラジオ。それに加えてパソコンでアレコレやっているから、途中で何がなんだかわからなくなるんですけどね。スワは(ああ、ちゃんと名前が呼べるってシアワセ)交流戦明け8勝1敗です...
☆映画館で見た映画。

< パイレーツ・オブ・カリビアン~ワールド・エンド~ >(atがないとあるとじゃ大違い)

面白かった!堪能した。事前に、「話を詰め込みすぎてわからない」という事を聞いていたので、どうだかなー、と思っていた。ただでさえ、主役が3人もいて(スパロウとウィルとエリザベス)それぞれの動きを追おうとすれば時間がかかるのに、2作目で復活した...
◇読んだ本の感想。

◇ ヘッセ「ガラス玉演戯」

ヘッセは高校の頃にけっこう好きだった。……はずなのだが、今思い返して確実に読んだという記憶があるものというと、「車輪の下」「知と愛」と「クヌルプ」くらいか。しかも前二者については全く覚えてないな。でも「クヌルプ」は大好きだった。これだけはご...