◇読んだ本の感想。 ◇ 石川淳「至福千年」 わりあい素直に面白かった。舞台が幕末で、とっつきやすかったのも良かったのだろう。しかしこんな破天荒な話だとは思わなかったなあ。石川淳、イメージでは文学の人なんだけど、「荒魂」とこの作品を読んだ限りにおいてはむしろエンタメ。昭和40年初出か。... 2007.04.28 ◇読んだ本の感想。