2007-02

◇読んだ本の感想。

◇ 夢枕獏「上弦の月を喰べる獅子」

夢枕獏という人、はどちらかというと好きな方だ。NHKの美術系番組でちょこちょこ見る。人柄が穏やかそうで、話し方にも好感が持てる。……が、作品を読むと、どうしようもない違和感が。※今のところ、「陰陽師シリーズ」と「シナン」「上弦の月を喰べる獅...
◇読んだ本の感想。

◇ 瀧口範子「にほんの建築家 伊東豊雄・観察記」

429ページ、厚めの本だけど、さくさく読めた。判も小さいしね。内容はまさに伊東豊雄の観察記。下手に分析しようとしていないので読みやすい。いや、分析をまったくしていないわけではないが、書き手がそこに集中しすぎてないというか。「伊東豊雄論」では...
◇読んだ本の感想。

アレックス・シアラー「スノードーム」他

最寄の図書館にあるアレックス・シアラーの本はとりあえず全部読んだ。10冊。読了記念に少々。と言っても、実はそれほど書くことはないが。ちなみに児童書。どれもそこそこ面白かった。そこそこというか、読み続けられるくらいは充分に。「青空のむこう」「...
◆美しいもの。

◆ 清水登之。

メモがわりに、清水登之。こないだの新日曜美術館でちょっと気になったので書いておく。と言っても、アートシーンでほんの少し取り上げられただけだからなー。見た絵は何枚か。ファンタジックな絵だ。風景を描いても、どこか別の世界の風景になっている。この...
◇読んだ本の感想。

◇ マーク・トウェイン「地中海遊覧記」(彩流社)その2

それから少々気になるのが、翻訳。わたしは彩流社のマーク・トウェインコレクションでこれを読んでいるけど、翻訳がもう少し違っていたら、ドライ感がユーモアに和らげられて、より楽しめるということはあるんじゃないかなー。この翻訳、正直あんまり良くない...
◇読んだ本の感想。

◇ マーク・トウェイン「地中海遊覧記」(彩流社)その1

一年ほど前に「トム・ソーヤーの冒険」と「ハックルベリィ・フィンの冒険」を読んだ。たしか前者は「ふーん」という感じだったと思う。可もなく不可もなく。児童文学の名作としての期待もあったから、期待が外れた分ちょっと印象は良くなかったかも。後者は嫌...
ヤクルトスワローズ

スワのカレンダー、2月を見て 。

この4人の外国人選手のうち、今シーズンもいるのは、ゴンザとリグスだけですね……寂しい(T_T)。ラロッカは元々怪我の多い選手だから予想は出来ましたが、ガトームソンはなあ。まあしょうがないけど。彼も商売なんだし。ソフトバンクに移ったそうだが、...
ドラマ。

華麗なる一族 第二話&第三話。

第二話にして既に話がぐだぐだ。あかんな。やっぱりああいう話をまともに書ける脚本家がいないんだろうなー。構成のカケラも感じさせない、回転寿司状態。一時間であれだけ場面転換してたらメリハリも何もないだろうよ。目の前を流れて行くシーンを漫然と眺め...