2006-11-08

◇読んだ本の感想。

◇ 中上健次「枯木灘」「鳳仙花」

長い間、ちらちらと気になっていたのが中上健次。理由は単純で、以前、梅原猛と「君は弥生人か縄文人か」という対談本を出していたから。梅原猛はあのアツさとトンデモ加減がなかなかで、結構好きな書き手なのだ。その本から推察できることは、中上健次は「熊...