2006-07

◇読んだ本の感想。

◇ 佐藤亜紀「掠奪美術館」

長い間、このタイトルで展開するエッセイはどんなんだろう、と疑問に思っていた。(リストアップしてから実際に読むまで、けっこうな間があったのです)掠奪+美術館で連想するのは、大英博物館をはじめとする、収奪によって展示品を増やして来た大手美術館た...
◆美しいもの。

◆ 建築としての宮城県図書館。(その4)

4.細々とした疑問。(その1)その他、個人的に「ここは違うのでは……」と思っている点。<正面玄関と裏口>正面玄関のホールは大吹き抜けで「これでもかっ!」という感じの、まさに建築の顔なんだけど、果たしてこのホールは活用されているのか?大きなガ...
◆美しいもの。

◆ 建築としての宮城県図書館。(その3)

3.動線動線については……総合的に考えなきゃならないんだろうから、シロウトの狭い視野では見えないものかもしれないけれど、でも!言いたいぞ!なぜあんなに細長い建物にしたのか?建物全体は200メートル×30メートル。なぜこれを100メートル×6...
ヤクルトスワローズ

今回のオールスターは

エンターテイメントの方向で面白かったです。ほんとお祭りですね。新庄選手の動向はやはり気になった。しかし今回のパフォーマンスは面白がる部分半分、ちょっとなあ……と思う部分が半分。あんまりふざけすぎも良くないのではないかと。あそこまで出来るのは...
◆美しいもの。

◆ 建築としての宮城県図書館(その2)

2.地震対策世界に冠たる(?)地震国日本、やはり地震への対応は非常に大事なところでしょう。が、こういう状態。まあ地震というのは相手(地球)があるもので、どんな大きな地震にも大丈夫!ということはありえないが、それでも「ええ?」と思った経験が2...
◆美しいもの。

◆ 建築としての宮城県図書館。(その1)

いつもお世話になっている施設だけれど、行くたびに「もう少し何とかならなかったのか」と思う。ソフト部分にはさほどの不満はない。蔵書はかなり多い方だし、検索システムはそこそこ使えるし、おおよその司書の人たちは頼りがいがある。でも建物自体は……あ...
◇読んだ本の感想。

◇ シューヴァル/ヴァールー「マルティン・ベックシリーズ」

シリーズ10巻。ようやく読み終わった。ちょっと大変。警察小説。スウェーデン警察の警部(?)マルティン・ベックが主人公。事件発生→解決という流れも一応あるんだけど、それより「警察という職業」「刑事として生きる男たちの哀歓」がメインの内容だ。と...
ヤクルトスワローズ

嘘だ嘘だ嘘だ嘘だっ!

正直諦めてました。逆転された時点で。ネットで途中経過を知るのも怖かった。一度目の確認の時は1-0。二度目は2-0。いやいや、でもこれがそのままいくわけないんだ、絶対中継ぎが打たれるパターン……と思ってたら、3度目に確認した時に2-3……。「...
◇読んだ本の感想。

◇ 「高丘親王航海記」

あれ?澁澤龍彦ってこんな風に書く人だっけ?澁澤龍彦を以前に読んだのは中学生くらいの時だった気がする。数冊、わりと面白く読んだんだけど、それ以降は目が合っても「ああ、澁澤ね」という感じで流していた。嫌いじゃないけど、読むのは後でいいと感じる作...
◇読んだ本の感想。

◇ 「世界の建築・街並みガイド1 フランス/スペイン/ポルトガル」

いやー、ここでこんなことを言っても仕方ないけど、この本は勿体ないなあ。もうちょこっとだけナントカしたら、海外旅行のガイド本として、売上がだいぶ違っただろうに。内容は丁度いいのだ。作りとしては、実に一般人の建築好き旅行者向け。どんぴしゃ。コン...