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◆ ザナバザル。

モンゴルの仏師。……らしい。

こないだのNHKの6時間の特番(仏像特集)で、初めて聞いた名前。メモがわりに書いておく。
横綱朝青龍が好きな仏像の作者らしい。

「白いターナー菩薩」
http://www.nhk.or.jp/yumebi/gallery/065.html

はっきり女性として作られた仏像は、他にどの程度あるんでしょうかねえ?
寡聞にして、わたしは心当たりがないのだが。
技芸天や吉祥天などの天部は別として。慈母観音なんかは母性的に表現されていたりするけれども、
それでもヒゲがあったりなかったり。日本では……うーん、ないような気がするなあ。

表現として、菩薩は女性的に作られやすいものではあるが、はっきり官能性を含んだ女性の像は、
これが初見のような気がする。中宮寺の如意輪観音あたりだと、可愛くて少女っぽいけど、
それとこれとの間には、ものすごく大きな違いがあるでしょ。
けっこう衝撃的だった。この大きさではそうでもないが、アップにすると、唇なんかものすごく色っぽくって。
こういう仏像を見ながら、修行に励めるお坊さんがいるものだろうか。

モンゴルではわりとある造型なんだろうか。ザナバザル。面白そうだ。
向こうでは、かなり有名な人らしい。関連本を読んでみよう。500冊後くらいになるのだが。

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